マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

だから安心

2008-04-14 15:05:57 | 教会の風景
昨日の礼拝では、旧約聖書創世記43章16-34節から話しました。
「神様の導きの下に」というテーマでした。
ヨセフとその兄弟たちの対比をしてみました。


どちらも神様の導きの下に置かれていることには違いはありません。
でも、ヨセフは神様の導きの真実なことを知っていました。
一方、ヨセフの兄弟たちはあまり分かっていませんでした。


その違いから生まれる結果は、両者の行動や感情を見るとよく分かります。
ヨセフの兄弟たちは、「恐れた」とあります。
一方、ヨセフは兄弟たちとの再会に「泣いた」とあります。


ヨセフには、かつて自分に酷い扱いをした兄弟たちへの憎しみはありませんでした。
むしろ、再会に涙する心のゆとりがありました。
神様の導きに対する信頼が、ヨセフの心に平安を与えたのです。


新約聖書のローマ書8章28節にはこんな言葉があります。
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。

私たちが、本音でこう告白できるならば、これほど幸せなことはないでしょう。
神様の真実な導きを知る(信頼する)ことはすばらしいことです
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