マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

貴重な助言

2013-04-09 22:17:31 | 最近の読書


教会の正面通路の脇に広がる、ラズベリーです。


さて、今日は用事で少し外出したものの、ほとんど教会で過ごしました。
祈り、祈祷会の準備、手紙、環境整備など...
そして、時々参加している、三鷹の会のためのブックレポートをまとめました。


『 若い牧師・教会リーダーのための14章』 ジョン・M・ドレッシャー 著 / 工藤 信夫 訳 / いのちのことば社 より。

私が教えられた部分のいくつかを引用してご紹介します。

祈りについて
p18「神と一対一で静かに過ごす時間こそが、何を優先させるべきかの識別力を養い、神の臨在や力を受ける道を開くのである。また、私たちがどれほどキリストと親しい生活を送っているかが、神のための霊的な力を計る物差しとなるのである。」

読書について
p23 トマス・R・スウェアーズ のことばの引用 「どんな本を読むか賢い選択をしたい。それは指導者に求められる大切な能力の一つである。本を選ぶにあたっては、できるだけバランスのとれた読書計画を立てておくべきである。そうしたバランス感覚によって牧師は、カウンセリングや教育、説教のイメージが狭苦しいものになることから守られるのである。牧師の考えや話の基となるイメージには、人間の持つ幅広い必要に応えられるような広がりが不可欠なのである。」

説教について
p38「だから、私たちがキリストを説教し、彼によって救いのみわざがなされたことを伝えるとき、聖霊の力は自由に働き、私たちの生活は変えられ、古い生活と罪の束縛から解放されるのである。人々の関心をひく説教というものが確かにある。しかし、キリストと十字架がなければ、人生や生活を変える力はないのである。」

牧会について
p75-76「神が生活を変えてくださると信じるところに、すばらしい解放と自由があるといっても、私たち牧師の仕事は、人々を変えることではない。私のなすべきことは、教会の人たちを愛し、受け入れることである。人に確信を与え、罪の自覚をもたらし、回心をもたらすのは聖霊の働きである。」

この他にも著者が自身の牧会を振り返って綴る助言は、とても貴重で参考になります。

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