マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

貴重な機会でした

2018-11-29 11:08:10 | 教会の風景
前の記事とは時期が前後しますが…
11/18は、Rさんに礼拝説教を依頼していました。
Rさんは神学校の同期で、現在はhi-b.a.という高校生伝道の団体で協力ティーチングスタッフをしています。

今回、新約聖書 エペソ人への手紙2章19-22節から、『教会』をテーマに語ってくださいました。
東村山聖書教会は開拓3年目ですし、これからのためにも、聖書でじっくりと教会観を培われる必要があります。

「こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられていて、キリスト・イエスご自身がその要の石です。このキリストにあって、建物の全体が組み合わされて成長し、主にある聖なる宮となります。あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。」(エペソ2:19-22)



それにしても今月は…
Rさんもそうですし、広島のM先生夫妻も、同じ時期に神学校で一緒に学んだ方々と過ごす時間を持つことができました。
これは、なかなかの貴重な機会でした。
主が与えてくださった信仰の友、同労者との交わり。
ありがたいことです。



あと、月末になりましたので、礼拝説教のあらすじも掲載しておきます。
2018年11月 旧約講解分 ルツ記2-4章
 ルツが家に戻ると、ナオミはその収穫の量に驚いた(2:15-18参照)。その日に落ち穂拾いをした畑について「どこで…どこで…」とルツに尋ねた(19)。ナオミは、その人の名を聞く前に『祝福がありますように』と祈った。その人の善意と親切に感謝した。ルツがボアズのことを告げると、ナオミは再び「主がその方を祝福されますように」と言った(20)。ただし、二度目は言葉数が多い。この時点で、ナオミの心に将来への希望が芽生えていたのか。「生きている者にも、死んだ者にも」(20)とは、ナオミやルツにも、また先立たれた夫エリメレクや息子たちにも、ということだろう。それは、ボアズが「買い戻しの権利のある親類」(レビ記25:25参照)であって、ナオミとルツの窮状を救う存在になり得るからであり、そして、その場合、一家の男子が先に亡くなって後継者のいない彼女たちにも、所有地を子孫に受け継いでいく可能性が出てくるからだ。主は「御恵みを惜しまない」、窮状にある者をも見捨てない、誠実な神である。ナオミは、ルツとボアズの二人の出会いに神の御恵みを覚え、親切なボアズの祝福を祈った。私たちも、御恵みを惜しまない主の摂理の下で与えられた、良き出会いを感謝し、その人々の祝福を祈ろう。
 神への賛美について考えたい。ルツ記3-4章にルツの再婚の経緯が記されている。ナオミの提案により(3:1-5)、ルツはボアズのところに赴き、買い戻しの権利のある親類の役目を果たしてもらうよう頼んだ(3:6-13)。ただし、ボアズよりも優先される親類が他にいるため、ボアズはその人と交渉する必要があった(3:12)。交渉の結果、その相手は辞退し、ボアズがナオミの土地を買い戻し(4:1-9)、ルツを妻とした(4:10,13)。ここで聖書は、「主はルツを身ごもらせ、彼女は男の子を産んだ」(13)という。著者がわざわざ「主は」としているのが際立つ。ルツの妊娠、出産が神の御業だと示す。それに続く、ベツレヘムの町の女性たちの登場は、劇中のコーラスのようにインパクトがあり(NAC:Block)、(1:19)との対比も連想させる。すべてを失って傷心したナオミ(1:20)と男の子を抱くナオミ(4:16)を指し示す。誠実で恵み深い神には、人が想像できないような計画がある。『主がほめたたえられますように』という賛美がふさわしい。この男の子オベデは、ナオミの老後も養うばかりか(4:15)、その子孫にイスラエルの王となるダビデが生まれる(4:17)。私たちの賛美も、この恵み深い神にささげられるものだ。


さて、そうこうしている間に11月も月末を迎え、来週 12/2からアドベント(待降節)に入ります。



すっかり長文になってしまいました…
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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