マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

自分なりの緩急をつけて

2014-02-28 13:22:05 | 神学校・講座
今朝の授業前の教室です。
少し早めに到着して、ヘブル語のクラスの単語の小テストに備えました。



今後、聴講している科目の期末試験が控えています。
年度末を迎えて、何かと慌ただしく過ごしています。
どうも集中力に欠けている自分にもどかしさを感じているのですが、ずっと張り詰めていることもできませんから、ボチボチと自分なりに緩急をつけることを心がけています。

さて、2月も月末を迎えました。
以下は、月報に掲載した礼拝説教のあらすじです。

2014年2月の礼拝説教のあらすじ(旧約聖書講解 申命記5:1-6:9)
モーセは民に「聞きなさい」(5:1)と語り、ホレブで授かった十戒を教えた。主との契約を前の世代と限定せず、カナンに向かう新たな世代とのものだと明言した(5:3)。彼らは、父祖アブラハム以来、唯一の主なる神を知る民族だ。しかし、誘惑の際にイスラエルは偶像崇拝の罪を犯した(出エジプト記32章、民数記25章)。モーセは再び「聞きなさい」とし、『主はただひとり』だと宣言(6:4)。神は唯一であり、万物はこの方から出ている(創世記1:1,ヘブル2:10)。神と人との関係はかけがえのないものだ。私たちは、唯一の神、主を知り、告白する。それは自分の人生の意味や目的を見出すことにつながり、ますます豊かな交わりへと導かれていく。
モーセは民に命じた。「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」(6:5) この「心を尽くし、精神を尽くし」は、申命記にくり返される。民は、その感情、思考、意志、存在、行為のすべてをもって、主を愛するのだ。一筋に、一途に。この愛は契約関係における誠実とも言える。まず神が、イスラエルの先祖を選び、契約を結び、誠実を尽くした(4:37)。この関係は神から出ている。神の愛を知らずして、『尽くして愛する』ことはできない。私たちは形式的な信仰生活に陥りやすい。突き詰めると自己義認と自己満足。私たちは神の誠実に心を打たれ、神ご自身を求めているだろうか。神がまず私たちのために尽くし、愛してくださったのだ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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