マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

中味はどうだろう

2012-11-01 18:37:07 | 教会の風景


今日から11月です。


以前記事にしましたが、今年は教会の敷地の果樹の実がたくさんなりました。
ただし、柿は熟す時期が例年より遅いような...
天候不順でしょうか。
試しにいくつか食べてみたものの、多少甘みが少ないような気もします。
ちょっと残念。
もう少し待ってみることにします。

みかんが色づいてきました。
こちらの方の味はどうかな...





ところで、話は変わります。
昨晩の祈祷会で、「伝道」についての話になりました。
基本はやはり、「ひとりからひとりへ」個人的に伝えられていくものでしょう。

しかしその場合に、福音を伝える者の伝道の理解がどんなものであるかというのは大切なことです。
「世界宣教の展望」(いのちのことば社)に収められている、「御国の福音」(ロン・サイダー氏)という論文でこのように述べられているのを読みました。

「福音を単に赦しの良き知らせとか個人的救いの良き知らせよりも『御国の福音』として定義することは、大きな意味を持つ。(中略) 御国の福音は、教会の関心が内にばかり向くことを妨げる。ハワード・スナイダーは辛辣にこう説明する。『教会の民は、どのようにして人々を教会に来させるかを考える。御国の民は、教会をどのようにして世界に届かせるかを考える。教会の民は、世界が教会を変えるのではないかと心配する。御国の民は、教会が世界を変えるのを見るために働く。確かに、教会は重要である。重要であるからこそ、イエスの新しく贖われた共同体というものが福音の一部になっているのである。神は、現在の教会が来るべき御国の小さな模型であることを望んでおられる。」(p234」

表面上同じようなことをしているようでも、中味の視点が全然違います。
私たちは御国の民として、神の国の福音を証しする者です。
聖霊なる神が、御国の福音を証しするために私たちを使って下さるなら幸いです。

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