今日は新約緒論の講義。
最近は本文批評の原則や手順を学んでいる。
いよいよ演習に入った。
ローマ8:2
「なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理からあなたを解放したからです。」新改訳聖書
この節の「あなた」は、UBSのギリシャ語聖書でも「あなた」とされている。
しかし、写本によっては、「私」とか「私たち」とされているものもある。
パウロが書いたオリジナルはどの言葉だったのか・・・?
本文の復元作業で、写本を比較していく基本的な原則を教えて頂いた。
たとえば・・・
短い表現の方がオリジナルに近いと考えられる。
なぜなら、聖書の言葉を省くことに対する抵抗感より、説明的な表現で長くする方が抵抗感は少ないから。
・・・などなど。
今日の講義の後半は、写本の分類表とにらめっこ。
まだ使い慣れてないので、いちいち時間がかかる。
それでも、500年ほどの歴史を経て、多くの人たちの研究の成果を土台にこの分類表があるわけで・・・。
そして、その上で聖書本文復元の作業が進められて・・・。
それを元に各国の言葉に訳される。
考えてみただけで気が遠くなる~。
でも、そのくらい何が本当なのかを追求することは大事なこと。
1月にはこの課題のレポートを提出することになっている。
年末年始も勉強だな~。
最近は本文批評の原則や手順を学んでいる。
いよいよ演習に入った。
ローマ8:2
「なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理からあなたを解放したからです。」新改訳聖書
この節の「あなた」は、UBSのギリシャ語聖書でも「あなた」とされている。
しかし、写本によっては、「私」とか「私たち」とされているものもある。
パウロが書いたオリジナルはどの言葉だったのか・・・?
本文の復元作業で、写本を比較していく基本的な原則を教えて頂いた。
たとえば・・・
短い表現の方がオリジナルに近いと考えられる。
なぜなら、聖書の言葉を省くことに対する抵抗感より、説明的な表現で長くする方が抵抗感は少ないから。
・・・などなど。
今日の講義の後半は、写本の分類表とにらめっこ。
まだ使い慣れてないので、いちいち時間がかかる。
それでも、500年ほどの歴史を経て、多くの人たちの研究の成果を土台にこの分類表があるわけで・・・。
そして、その上で聖書本文復元の作業が進められて・・・。
それを元に各国の言葉に訳される。
考えてみただけで気が遠くなる~。
でも、そのくらい何が本当なのかを追求することは大事なこと。
1月にはこの課題のレポートを提出することになっている。
年末年始も勉強だな~。