参加するかどうか、直前まで決めかねていました。
左足首アキレス腱炎症は、少しずつ回復はしてきたものの腫れと痛みが消えることないまま本番前日を迎えました、、、
足首を固定し足裏全体で地面を蹴る、、、
いわゆる
「ドタドタ走法」で何とか走れる程度。
そんな走法な故、ペースはサッパリ。
「ちょっとだけ、普通に走ってみよかな・・・」
足首曲げ地面を強く蹴り体重がアキレス腱に乗った瞬間、
激しい痛み
葛藤がありました。
今まで一度もDNSの経験がなく、同様の痛みがあった過去のレースでも
「エントリーしたからには」
と、参加し完走していたのです。
伝統の青梅マラソンに興味があり
「大会の雰囲気を味わってみたい・・・」
との思いも。
ただ、ネックは
30kmという距離。
前述のドタドタ走法では、5kmくらいが限界でした。
患部を庇った不自然な走法は、周辺の別の部位にも影響を与えフクラハギが攣り強い痛みを症じさせるのです、、、
一番怖いのが、なんとかレースを乗り切ったとしても炎症が重症化してしまい今後に悪影響を及ぼしてしまうこと。
悩みに悩んだ結果、、、
参加 することにしました。
※但し、痛みが強くなる前にやめる。
これまで50近いレースに参加し全て完走してきました。
DNF(途中リタイア)を織り込んで走るのは初めて。
何か言い訳がましく聞こえてしまいますね、でも精一杯考えた結論がこれでした。
目的は
「大会の雰囲気を楽しむ」
「5km~10kmを今のコンディションなりで精一杯走り、早めの決断でレースを止め電車で帰る」
マラソンコースとJR青梅線の位置関係を地図で確認。
これが、
2/16(土)晩の決断
「第47回青梅マラソン」
会場:日本たばこ産業青梅営業所東
日時:2013年2月17日
種目:30キロの部 男子40歳代
レース当日、起床後左足首を曲げたり回したりして痛みの程度を確認、前日までと変化なし。
覚悟を決めて出発、横浜から2時間以上かけて青梅へ。
初参加の青梅、会場の河辺駅は、、、
「ここは東京か?」
建物が少ないとか田畑が広がっているとうことでなく、駅周辺の雰囲気がすごく地方都市的。
築年数を重ねた木造の建物が立ち並び、古めかしい看板を掲げた昭和的雰囲気の商店が目に入ります。
街をあげての大イベント的な雰囲気も味わえました。
露天が立ち並び、青梅マラソン煎餅や青梅マラソン饅頭なんてのも売っていました。
大会関連施設は、他大会のように広いスペースに集中させるのではく、小学校グランド(受付)や児童公園や市立病院駐車場(着替え、貴重品預かり)などを利用。
市民病院の地下駐車場でラン仲間と合流。
「あれ?足痛いんじゃなかったっけ?」
「はい、、、PASMO持って途中まで、中間15kmを目指して走ります、、、」
着替え完了し、準備完了。
絶対に無理をしない、悪化させる前にレースを止める。
それを焼付けいざスタートラインへ。
ラン友さんたちは快走を目標に気合十分。
それに比べて自分は・・・
屈伸運動で痛みの程度を確認。
相変わらず足首を伸ばすとピリッと痛みます。
どんなペースで走れば良いのか?
そもそも、ここに来たことは正しかったのか?家で休養していた方が良かったのでは?
そんなことで悩んでいる自分が情けない、、、
「絶対に無理をしない、悪化させる前にレースを止める」
そして、、、
スタートの号砲
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