「二度と俺のドラマーと呼ぶな」は、
ザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツのことばですね。
1984年、ネーデルランドのアムステルダムのホテルに、ストーンズのメンバーが泊まっていたときのこと。
夜通し遊んで朝方ホテルに戻ったボーカルのミック・ジャガーが、
酔っ払った勢いで、別の部屋にいるチャーリーに内電話線をかけて、
「俺のドラマーはどこだ?」
と言ったのです。午前五時でした。
応答はなく、電話は無言で切られました。
それからしばらくして、ミックの部屋に現れたチャーリーはネクタイにスーツ、
びしっと正装していました。そしてこう言ったそうです。
「Never call me your drummer again.」(Keith Richards with James Fox, Life, Phoenix, London, 2011.)
(二度と俺のドラマーと呼ぶな)
そして、腕力たくましいチャーリーの右フックが一閃。
ミックのからだは吹っ飛び、テーブルの上をすべって、
開いた窓に向かって一直線、窓の外はアムステルダムの運河……
と、あやうく落ちるところを、そばにいたギタリストのキース・リチャーズが、
ミックをつかんで止めたそうです。
さあ、今日も二度と俺のドラマーと呼ぶなでいきましょう。
電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。
●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp
ザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツのことばですね。
1984年、ネーデルランドのアムステルダムのホテルに、ストーンズのメンバーが泊まっていたときのこと。
夜通し遊んで朝方ホテルに戻ったボーカルのミック・ジャガーが、
酔っ払った勢いで、別の部屋にいるチャーリーに内電話線をかけて、
「俺のドラマーはどこだ?」
と言ったのです。午前五時でした。
応答はなく、電話は無言で切られました。
それからしばらくして、ミックの部屋に現れたチャーリーはネクタイにスーツ、
びしっと正装していました。そしてこう言ったそうです。
「Never call me your drummer again.」(Keith Richards with James Fox, Life, Phoenix, London, 2011.)
(二度と俺のドラマーと呼ぶな)
そして、腕力たくましいチャーリーの右フックが一閃。
ミックのからだは吹っ飛び、テーブルの上をすべって、
開いた窓に向かって一直線、窓の外はアムステルダムの運河……
と、あやうく落ちるところを、そばにいたギタリストのキース・リチャーズが、
ミックをつかんで止めたそうです。
さあ、今日も二度と俺のドラマーと呼ぶなでいきましょう。
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