ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

五月山の桜やら箕面の滝やら

2009年04月07日 | こんたく堵




「箕面の滝」

春に滝を見に行ったのは初めてです。夏ほどマイナスイオンの発散は感じません。
秋ほど自然の鮮やかさは見てとれません。冬ほど滝の雄大さも感じませんでした。
ただ、春には春の良さがあります。滝が流れる音色にはリズムがあり、周囲を彩る
岩や木々に息吹を感じます。この谷間全体が、やわらかな空気に覆われている
ことは言うまでもありません。四季の移ろいがこれほど滑らかで美しく、自然と心を
癒してくれる、この国の素晴らしさに改めて感謝です。





「五月山公園」

ドライブのつもりが ・・・ お弁当を買って 「花見」 に変更です。とりあえず、五月山に
向かいました。お昼を過ぎていた為、五月山公園(広場)の駐車場は満車状態です。
何台ものクルマが列を成して待っています。待つのが苦手な私は、広場と参道の
桜は諦めて、「五月山ドライブウェイ」 で展望台へ向かいます。天気が良いせいか、
ハイキングを楽しむ人が異常なほどおられました。クルマで移動していることに少し
違和感を感じたほどでした。


「日の丸展望台」

とりあえず、ベンチに座ってお弁当を頂きます。(写真を撮る前に完食!)
外で食べるお弁当は、何故、いつもより旨く感じるのでしょうか?(気のせい?)
螺旋状になっている展望台に上って大阪市内方面を見ます。晴れているのですが、
靄ってハッキリとは見えません。最近、どこへ行ってもこのパターンです。景色は
イマイチでしたが、展望台の最上階は、暑くもなく、寒くもなく、最高の春色気分!





「箕面公園」

まだ、家に帰るには早いので、箕面公園へ向かうことに ・・・
山の桜もほぼ満開でした。五月山の麓の参道や公園の桜は、本当に色鮮やかで
美しかったのですが、この箕面の山間に咲き誇る桜には何となく強さを感じます。
“強い生命力を感じる” と言ったほうが近いかもしれません。その山肌で他の木に
負けないように伸びている桜の木の下で、通るクルマに餌をねだっているように
見える猿たちのあどけない姿も箕面の山らしい風景です。


「谷間に咲く侍?」

路肩の無料駐車場(名前忘れました)にクルマを停めて滝(箕面の滝)へ向かい
ます。というより、滝の方(谷)へ降りて行きます。谷間に陽が射す時間は限られて
います。その為なのでしょうね、木々は陽を求めて長く長く伸びていきます。自然の
節理なのでしょうが、ここにもやはり生命力を感じます。その木々の中に桜の木も
あります(写真左下)。参道や公園に植えられたブランドの綺麗な桜の木とは違う
美しさです。例えは悪いかもしれませんが、まるで猛者が集まっているアメリカの
メジャーリーグ(MLB)の 「2A」 あたりで奮闘している日本人プレーヤーのようにも
見えます。


「行きは良い良い帰りは怖い」

滝壺へ降りてゆく、この道にそこそこの勾配があることは理解していたのですが、
「葛折(つづらおり)の坂路」 ・・・ ♪行きは良い良い、帰りは怖い~♪ でした。
帰りの登り坂で足が思うように上がりません。ここ数か月、なるべく歩くようにして
いましたので、クルマへの帰還は何とか果たしましたが、危ないところでした ・・・
“本気で体力強化します!” です。





「カフェのタルト」

帰り道、
山の自然や桜の美しさ、猿たちのしぐさ、そして坂路での体力の無さを思い出し
ながら、ルミオンで走っていると、以前から気になっていたカフェの前に ・・・
夕刻で、お茶する時間でもなくなっていますので、コーヒーは次回ということにして
店頭で販売しているケーキ(タルト)を買って帰ることに ・・・ 。タルトがメインらしき
ケーキは少々お高めです。ここも箕面のマダム御用達のお店なのでしょうか ・・・
( タルトはたいへん美味しかったです。次回はオリジナルのドリップコーヒーを ・・・ )

気づけば、またケーキを買ってしまいました。
やはり、わが家は “花より団子” なのでしょうね!



■ こんたく堵 ■

美しく見えるものだけが
美しい産物ではないこと
厳しい自然や競い合いが
柔らかさや優しさを生むこと
そうした事柄を家族で
共有できる幸せを感じて ・・・

第五大成丸



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