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和色ムーブメント

シニアになって、今一度「ムーブメント」を感じる旅に出てみようか

身と蓋

2019年09月12日 | 造形憧憬
身と蓋



菓子箱などの上に被せる箱を「蓋(ふた)」って言うでしょ~ 下の箱は何て言います?知ってますか?

「身(み)」と言います。もちろん~ この言い方は、貼り箱(紙器)業界から来ていますが、飲食業界でも器や調理器具などで同じ言い方をします。

例えば、この茶碗蒸しの器も「身と蓋」です。「蓋」を取れば「身」には、具の一部が蒸し上がった卵液の表面に ・・・

何も見えへん?まぁ~時々ありますよね~ 具なしの茶碗蒸し(笑)それやったら、蓋は要らんような ・・・

蓋を開けたら、ちょっと見えてる三つ葉、蒲鉾、鶏肉(海老)、椎茸などの具が彩り良く~ 上品で情緒があってええもんでしょ~

それから、「身も蓋もない」という言い回しがありますが、これは「言い方が直接的過ぎて味わいがない」という意味で使われます。

茶碗蒸しに話は戻りますが、時々、蓋を開けた瞬間に匙(スプーン)を入れて、具をぐにゅぐにゅ混ぜて食べてる人がいますが ・・・

この人、情緒の無い人やなぁ~ って思われますよ~ それこそ「身も蓋もない」ですね 😅

ちなみにラグの好み~ 銀杏と百合根は、表面に見えんでええから中に入っといてほしい具ですね~ ハイ!笑