ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

エール・フランス御用達

2008年02月12日 | 家WINE


『エール・フランス航空』 のビジネスクラスで採用されたワインです。




様々なスーパー・ワインをプロデュースしてきた “右岸の仕掛け人” と
呼ばれる 「ジェフリー・デイヴィス氏」 が手掛けたボルドーとっておきの
この 「シャトー・ド・レスタング2005」 が、見事に 『エール・フランス航空』 の
ビジネスクラスで採用されました。エール・フランス航空の機内で提供される
ワインを監修するのは、2000年に 「世界最優秀ソムリエコンクール」 にて
優勝を飾った 「オリヴィエ・プシェ氏」 です。彼は世界中の様々な産地から
650ものワインを選出してテイスティングを行ない、その中から28アイテム
のみがビジネスクラス用に採用されます。現在、ビジネスクラスでは、この
厳選されたワインから3種類ずつ、2ヶ月ごとに提供されています。





オーナー兼醸造家の 「ジャン・ミッシェル・フェルナンデス氏」 は、
除草・グリーンハーベストを行い、農薬やSO2の使用も極力抑えたオーガニックに
近い造りを行なっています。黒系果実と樽香がバランスよく調和したインパクトの
あるアタック、非常に凝縮感のある味わいで、バニラ、ブラックベリーなどの香りも
心地よく、余韻も長く続き完熟した果実味としっかりしたタンニンで飲みごたえの
ある1本に仕上がっています。というコメントがインポーター情報にありました。

全体的にまとまりのあるワインという印象ですが、私の個人的なイメージでは
カベルネ・フランという葡萄が良い役割を果たしているのではないかと感じます。
カベルネソーヴィニヨンが主役(主演)のワインでは、若手や個性派のメルローが
助演に回り、その舞台全体にメリハリを造っている印象ですが、そこそこ経験を
積み、主演に抜擢されたメルローが主役の場合には、そのフレッシュな主役を
引き立ててやれる熟練の脇役が必要です。その役割をカベルネ・ソーヴィニヨンの
母親ともいうべきカベルネ・フランが果たしているという感覚です。もちろん、これは
私の個人的な感覚ですが ・・・ 。





 CHATEAU DEL' ESTANG 2005

  ■ ワイン名  : シャトー・ド・レスタング2005
  ■ 原産国 : フランス
  ■ 地   方 : ボルドー
  ■ 地   区 : コート・ド・カスティヨン
  ■ 呼   称 : A.O.C.コート・ド・カスティヨン
  ■ 品   種 : メルロー 70% カベルネ・フラン 30% ( 平均樹齢 35年 )
  ■ 土   壌 : 粘土石灰質
  ■ 
熟   成 : オーク樽熟成12ヶ月
           ( フレンチオーク225L、新樽比率30%、1年使用樽30%、ステンレスタンク40% ) 
  ■ 上   代 : 2,550yen



先週から飲み過ぎ食べ過ぎで、?㌔太り体調がすこぶる不調です。
(ランチのお店とデザートのチェックに力を入れ過ぎた結果 ・・・?)
家めしでのお酒、特にビールや日本酒は控えなければなりません。と云いつつ、
「ワインは何となく大丈夫 ・・・」 という言い訳めいた許可証が心のどこかにあり、
ついついコルクを開けてしまうわけです。食後には、“カロリー高い料理が
多いからちゃうか ・・・!?” と一応、嫁さんを悪者にしておきます。

ご馳走様でした!