ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

街の風景と自己責任

2008年02月09日 | 街的興趣


はじめての道には必ず発見があって
いつもの道では時々再発見があったりする
通り過ぎると気づかない風景がほとんどやけど ・・・





最近よく通る道沿いにあるお店。大きな道への交差点の手前ということもあって
これまではちゃんと見れなかったのですが、いつもガラス張りの店内が何気に
気になっていました。そろそろランチタイム、今日は車を店先の駐車場に止めて
暫し観察 ・・・ どうやら豆腐チゲのお店のようです。ここでランチにしましょう!

店内は 「日・韓・米」 が合体した風情です。韓国人と日本人のスタッフ、厨房には
黒人系のスタッフも ・・・ アメリカの方でしょうか?なかなか国際色豊かです。
私と背中合わせの席の若い女性二人組もどうやら韓国の方のようです。
言葉がハングルです!たぶん ・・・ 私にはわかりません(話せません)が。
女性グループ(近所でランチしましょうマダム軍団含む)とカップルがほとんどです。
・・・ ディナーはどんな客層なのでしょうか?気になるところです。

■ 海鮮スントゥブ (エビ、広島産カキ、あさり入り) 1,380円
 ( “トウガラシによく合う海の幸を惜しみなく入れました!” というサイドコピー )

を私はオーダーしましたが、ランチタイムには約10種類の 「スントゥブ」 メニュー
があるようです。“ カンカン~グツグツ~ ” で運ばれてきます。ちなみに、“辛さ” を
5段階(0辛、1辛、2辛、3辛、大辛)で注文できます。私は辛いのが強くありません
ので、普通の 「2辛」 でお願いしました。(写真はHPからの貼付です。大辛かも・・・)
料理が運ばれてきて、食べ方の説明を受けます。

 1) 好みで生卵を入れ、よくかき混ぜてください。(マイルドになります)
 2) 石焼の御飯をお茶碗にとってスントゥプチゲを掛けて食べます。
 3) おかず(キムチ・ナムル・韓国海苔)も一緒に召し上がってください。
 4) 2で御飯を取った石焼にとうもろこしのお茶を入れますので、おこげが
  ほぐれてきたら、お茶漬け(ヌルンパブ)として召し上がってください。

説明を全部聞いていると、せっかく “ カンカン~グツグツ~ ” していた
チゲが冷めてしまいます。とりあえず、“いただきます!”
思ったほど辛くなく(旨い辛さ!)、思ったほど熱くありません(全然冷めない!)。
見せ掛けや思いつきの料理でないことが伝わってきます。これは本物かも ・・・ 。
歴史というか、強さみたいなものを感じます。(少しコメントし過ぎてますよね)

ご馳走様でした!
食後に、お茶が出てきます。定番の 「ゆず茶」 か、おすすめの 「三種果実茶」 を
選択できます。ゆず茶はよく飲みますので、おすすめの 「三種果実茶」 を戴く
ことに ・・・ 。なかなかのフレーバーでゆず茶より飲みやすいかも ・・・ 。
(当然、少し甘めですよ)


  三種果実茶


さて、お店を出てから行ったことのない場所で人に会うため、遠くはありませんが
ナビをセッティングします。ナビを確認しつつスタートです。知らない道を通ります。
右手にオシャレなマンションの1階に並んで2軒の雰囲気の良いお店が ・・・ 気に
なります。車を止めます。のぞきに行きます。右側はケーキ屋さんです。左側は
ドーナッツ屋さんです(オープンして間がないようです)。昨日、高槻まで行って
こだわりのロールケーキを買ってきて食べましたので、今日は迷わず、カラダに
良いドーナッツがいいです。

「北海道産全粒粉・有機無調整豆乳・アルミニウム無添加ベーキングパウダー使用」
とあります。こだわりのドーナッツ屋さんでしょうか。私は食材のこだわり以前に、
いかにも脂っこくて甘ったるそうなドーナッツが苦手です。当然、大手の○○○○
ドーナッツは食べれません。ここのドーナッツはそうではないように見えましたので、
5種類ほど買います。(レギュラー8種、日替り?1種あるようです。パンフ調べ)

プレーン味の 「ネイチャー@120」 は、懐かしい味です。
お袋が作ってくれたドーナッツの上白糖をまぶす手前の味です。紅茶の香りがする
「アールグレイ@160」 が上品な味で一番好きかもしれません。おっと、またコメント
してしまいました。さて、早く用事を済ませなければなりません。そのあと、月に一度
行くか行かないかの会社へ行く用事ができました。夕方までに行かなくては ・・・ 。

街を走っていると、その街の風景や文化に呼応するようにお店が並んでいることが
わかります。時々、間違ったような(場違いな)お店もありますが、案外、ハズレて
ないものです。その街を熟知していれば、マッチしているお店とミスマッチなお店の
色分けは簡単にできるものです。ただし、土地勘のない街を初めて通ると、読めない
時があります。最終的には “匂いと勘” で決定します。もちろん、自己責任です。

無理があるかもしれませんが、「食」 の世界も同様です。
供給する店側も消費する客側も自己責任の時代になりつつあります。
老舗屋号や賞味期限のラベルに頼る(責任を押し付ける)のではなく、自分で
見極める(嗅ぎ分ける)経験を積むべきではないでしょうか。“美味しい” も含めて
自分で判断する時代になっています。本当に大事なのは “何がほんまもん” か、
“どれが自分に合うか” を自身(個々)で見極めことです。

屋号やラベルを見るより、そこで働いている人間を見れば、ほぼ間違いありません。
食を扱うモラルがあるかどうかです。行き着くところ、“対人間” になっていることは
事実です。そして、その見極めも自己責任になってしまうこともまた事実ですが ・・・ 。