ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

スタイリッシュ vs 粋

2007年08月20日 | 造形憧憬


今のマンションに越して、自分専用の仕事部屋ができたのは嬉しい
のですが、以前にも増して布団で寝ることが少なくなってしまった。
( この3年間で、まともに布団で寝たのは5回位かなぁ ・・・ )

絶対これでは健康に良くない!
と思いつつ、昨日もやっぱり、パソコンに向かってちょっとだけ仕事、
仕事に飽きるとフローリングの上に敷いたお昼寝用の藺草(ゴザ)に
寝そべりながらテレビ鑑賞(観賞)!そのまま ウトウト ・・・・
基本的に昔からテレビっ子なので、テレビを見ないとどうも落ち着かない。
仕事をしている時もテレビは必ず点けている。点いている方が仕事に
集中できるタイプ! ・・・ ???
( 現在の仕事部屋での配分 ⇒ 仕事 2 : テレビ 8 )

そして悪いことに、ここ5年ほど前からは、テレビと照明を点けたまま
布団なしで寝る癖がついてしまった。
( 1~2時間置きに目が覚めるタイプで朝まで寝てしまうことはないが )


         
        ①              ②             ③

目が覚めるとテレビで時間を確認 ・・・
違う番組になっているとか、放送が終了している場合も多いので、
視線を上に向け、③ の時計(仕事部屋の掛け時計)を見る。
“ ま・また、振り子止まってるやん ! ”
この3年間で何度あったことか。

この ③ の時計、大きな時間の差異は起こさないが、時々、振り子が
止まってしまうのです。最初止まった時には、“壊れた?” と思いながら
強制的に振り子を再始動させてみました。数分間は振れているのですが、
また止まってしまう始末。これを何度か繰り返しましたが同じ結果。まあ、
振り子が動かなくても時計は動いている ・・・ 諦めました。
( 何で動かんのや?何が気に入らんのや? )

それから数日経ったある日の真夜中、突然、時計から音が ・・・
振り子の振れる音でした。( ちょ、ちょっと、怖いやんか! )
この現象が、この3年間で5回ほどありました。
( まぁ、今は機嫌よぉ~動いてまっせ!時間OK!振り子もOK! )

② はダイニング(キッチン)の柱部分に付けている時計です。
“とにかく、よく遅れます!” いや、“多く” 遅れると言ったほうが
正確かもしれません。この時計、これまで何度かスタミナが切れた
マラソン選手のように、途中でペース(タイム)ダウン。そして、周囲が
諦めかけた頃、何故かまた気を取り直したように少しだけ動き出す。
そして、また止まる。そして、また少しだけ動く ・・・ 。
( もぉちょい、元気に動いて~や!ほんま、頼むでぇ~! )

見方しだいでは、一番タチの悪いタイプです。しかし、こういう状態を
見てしまうと、放っておくわけにはいきませんよね。( 変な親心? )
とりあえず乾電池を換えてスタミナ補給させてやりたくなります。
( この甘さが乾電池の寿命を縮めてるのちゃうやろな~? )

② と ③ の時計、共に顔つきはそれなりにスタイリッシュな感じもする
のですが、実は子供の我がままのようにクセがあり、扱いづらい時計
この上なし! しかし、うちにもシッカリ者はいます。① の時計(和室)は、
素直で働き者の時計です。

私が独身で一人暮らしをしていた頃(約25年前)から、常に
私のそばにいて時を刻んでくれています。過去25年で5回の引越しも
クリアし、いつも人が集まる部屋に掛かっていました。今のマンションの
リビングにはどうしても似合わないので、今はリビングと繋がっている
和室の壁に掛けています。( やっぱ、和室でも違和感あり ・・・ )

この時計、引越しの度に乾電池の入れ替えは行なっていますが、
② ③ のようには手間は掛からず( たぶん、一回の乾電池入れ替えで
2~3年は黙って動いています)、振り子も同じ振り幅できれいにターンし、
これまで時刻も1分以上の差異を起こしたことがありません。
( 高価な時計やないけど、これが本来、時計の役割でしょ?! )

顔形だけとれば、お世辞にも 「スタイリッシュ」 とは云えませんが、
その働きは他を寄せ付けず、なかなか “粋” を感じる時計です。
我が家でこの先もずっと時を刻み続ける気がします。

実はこの時計、家族が知らない秘密が一つだけあります。
それは、私が独身時代に付き合っていた元彼女からの引越し祝いだった
ということです。別に隠す気はなかったのですが、何となくスルーして25年
が経ってしまいました。 もう今更、嫁さんには言えないですよね。
( たぶん、云うと ・・・ 即座に壁から外されます! お~~ 恐い~  怖い~ )

秘密ですよ! けっして背筋の凍る怪談話にはしないでください。
( じわ~っと背中に汗がにじむ夏らし~ぃお話でした! )