ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

金色に光るピンバッチ

2007年04月09日 | 楽時々益


数年前から 「ご当地検定」 ブームですが、
地方や地域を強く打ち出したものからマニアックなもの、また、
簡単に合格するものから、話題になった 「京都・観光文化検定」
の一級合格率4~5%というシビアなものまで色々あるようです。





私は別段、資格や検定マニアではありませんが、
たまたまネットで見た情報から 「明石・タコ検定」 を知りました。
出身地が近いということと、昔、海の仕事(家業)をしていて、
明石には公私ともによく行っていました。そして、それより何より、
「蛸(たこ)」 自体が好きで、小さい頃、寿司屋へ行った時には、
「蛸(たこ)」 しか食べない子でした。私が行くと寿司屋の大将が
私が座るよりも早くたこを握ってくれた記憶(想い出)があります。
(たこに塗ってある甘い煮詰めが好きやったかも・・・)

この検定を見つけたのは、第一回の検定試験が終わった直後だった
ので、第二回の時に受けたのですが、ある程度、マスコミにも露出が
あって、第二回は第一回より受験者が多かったようです。今年も
7月1日(日)に第三回の検定が実施されるようです。
目指せ!おさかな通!!明石・タコ検定 ⇒ http://www.tako-kentei.com/



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受験料 : 3,000円
内  容 : 明石のお魚に関する生態・産業・食文化・歴史全般
問  題 : 100問60分 公式テキストブックより70%以上出題
               (マークシートによる多肢選択式)
合格基準 : 80%以上の正解をもって合格とします。
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上記は公式のテキストとガイドブックです。
左の赤い 「テキストブック」 からほとんど出題されるとありましたので、
右の 「ガイドブック」 を買うつもりはなかったのですが、仕事柄(飲食業)、
あとでで使えると思い一緒に購入しました。「テキストブック」 はそこそこ
一生懸命、「ガイドブック」 はパラパラ程度で試験に臨みました。
どちらにも載っていない問題が2~3問ありました。80点以上取らない
といけないので、これには焦りました。
・・・ ということで、確かに大部分は 「テキストブック」 から出題されますが、
「ガイドブック」 に載っている知識もある程度必要です。ナメテいたら
痛い目に遭います!問題を持って帰れましたので、あとで自己採点が
できました。それでも2~3問は正解かどうか判らないものも ・・・
たぶん、82~83点だったと思います。(辛うじて合格!レベルでした。)

試験当日は、しっかりとした説明があり、時間もキッチリしていました。
受験者の中には私と同じく軽い気持ちで来た方も多かったのですが、
中には真剣に臨む方や遠方から来られた検定マニアの方、親子で
受験されている方もいらっしゃいました。言い方は悪いですが、
“エエもん経験させてもらいました!”





合格者には、
「お墨付き認定証(表彰状、プラスティックカード)」 そして
「オリジナルタコキャラクターピンバッチ」 が郵送されてきます。
( 注意 : 「明石のたこ食い放題」 等の特典はございませ~ん! )

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今回の検定は完全に自己満足の世界でしたが、もうこの歳になると、
お金を出せばある程度の欲しい物は買えますし、子供に買ってやる
こともできます。しかし、「何かをしたら何かがもらえる」 という試みは
妙に新鮮で嬉しいと感じるのは私だけでしょうか。元々好きなことや
興味が持てる内容であれば、多少苦労する工程や忍耐が必要な過程が
あった方が楽しいものです。安易・簡単に達成できる時代だからこそ、
ちょっとした工夫や遊び心が私のような世代にはウケる気がします。


意外と足腰にきてます。

2007年04月09日 | こんたく堵


万博記念公園が家から近いので時々遊びに行きます。
昨日は 「花見」 という名目で家族に “強制連行” されました。
歩いて約10分ほどなのですが、日頃、ほとんど車で移動している
私にとって坂の多い道は少々きついものがあります ・・・ 。
(朝から足腰フワフワ・フラフラですわ)





家族4人(嫁さんと娘二人と私)で行くことになりました。
(もうひとり息子がいますが家出中 ・・・ 正確には “家出し中”!)
上の娘がアルバイト先の研修で昼過ぎには公園を出ると
いうことで、数日前から “朝 9:30頃 家を出発!” という通達が
仕事部屋にありました。
(いっつも昼過ぎまで寝てるくせに何で朝からやねん!)

さて、
予定時間通りに家を出て ・・・ 100m位 行ったところで
荷物を積んだハンディーカートのコマ(車輪)のビスが外れたようで、
コマがコロコロ~ッと転がりました。家族大笑い!
“意味ねぇー!” と娘に言われるやら ・・・
(これは980円の安もんをホームセンターで買ってきた私のミス!)

10時前、
ソメイヨシノや枝垂れ桜が見える山桜の木間に荷物を降ろして、
さあ、遊び(バトミントンやらフリスビーやらトスバッティングやら)開始!
で、私はいつものように寝転んで娘たちを見ているというパターンです。
“一緒にやろうや!” と娘から声は掛かりますが、“しんどいやん!”
と返すグータラオヤジ。まあ、これが我が家の正しい有り方です。
(遊びに積極的に付き合うと次回も期待される ・・・ 絶対やらん!)

11時過ぎ、
上の娘の時間を逆算して昼飯タイムを早めることに ・・・
朝早く起きて仕込んだ手造り弁当!? ・・・ 実際は手抜き弁当でした。
確かに、かやく(炊き込み)御飯のおにぎりだけは手造りでしたが ・・・ 。
(さすがに、コンビニのざるそばは醒めるでぇ~。カッコ悪ぅー!)
とりあえず、ビール(発泡酒です!)飲んで、おにぎり食べて、気分は
よくある “お花見” です。まあ、目的は花見より弁当持って運動がてら
“家族でおでかけ” ですから、一応、OK!ということで ・・・ 。 


食べました。飲みました。吸いました。

食事の後、
娘たちは(上の娘が行く)時間までバトミントンをするようです。
私と嫁さんは少し寝っころがっているつもりだったのですが、
周りがにわかにザワザワとしてきました。“なんやねん?” と
思い、目を明けると年配の方がカメラ片手に ・・・ ではなく、
背中にリック、片手に大きな三脚付の一眼レフのカメラ、もう一方の
手でハンディーカートを引きながら本格的な機材を持った団体で、
私たちのシートの横でセッティングを開始しました。“す、すごいなぁ~”
と嫁さんと顔を見合わせました。“ベストポイント!ベストポジション!”
と、年配の女性の方が大きな声で ・・・ 中には30代の女性もいて、
カメラ(写真)が趣味の集まりのようです。が、“他(ほか)で撮ってや!”



(まあ、花や木からしたら、“どっちもどっち” ちゃいますか!)


上の娘も研修に向かいましたので、
“そろそろ移動する?” “そやなぁ” という会話で、一応、花見終了!
ごみを片付け、荷物とシートをまとめて移動しました。
“お祭り広場の方、行ってみる?” “回ってみよか!”
途中、大きな鯉(1m弱!ここのは半端やないですよ!)がいる池や
チューリップが綺麗に植えられた場所で写真を撮りながら、
太陽の塔の裏手にあるお祭り広場へ ・・・ 広場はフリーマーケットで
黒山のような人集り ・・・ 予想以上の 人 ・ 人 ・ 人 ・・・
“陶器市の方まで行く?” “や、やめようや!”
(みんな、ほかに行くとこないのかいなぁー!? あっ、うちもでした。)

朝来た方へ向かってユーターンです。
私は初めて通る “いつもと違うコース” で西出口に向かったのですが、
途中、昆虫館?や無料?の足湯スポットがあり、“こんなん、あるんや!?”
と私が言うと、下の娘が “しらんのん?私、何回も来て知ってるしぃー!”
と返され、いかに、娘の行動情報を知らないかを実感したしだいです。
(まあ、あれもこれも “新発見!” ということで許してや ・・・)

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37年前、この公園で日本万国博覧会(EXPO’70)が開催された時、
私はまだ小学生だったのですが、すごいパビリオンや綺麗な催し物よりも、
一度に色々な国の人を目の前で見たことが印象に残っています。というより、
ショックでした!顔や言葉が違うのは事前に理解できていたのですが、
仕草や目線が違う ・・・ 何をどう考えているのかが読めない ・・・ という
不安を感じてしまったのです。おかしい話ですが、この頃から自分が
MONOより人に興味を持っていることに気づき始めたのかもしれません。

今日もたくさんの人が休日を楽しんでいる姿を観察してしまいました。
そして、その裏方として人を楽しませるために休日に働いている人が
いることも目に焼き付けて帰りました。皆さん、ご苦労さまです!