週間天気予報
気温の折れ線グラフ
三寒四温が
素人でも読み解ける
間違いなく
春に近づいてるね
いつも思うけど
春夏秋シーズン終わり
皆が名残惜しそう
なのに、
冬にだけは何故か冷たい
早く、
春にならへんかなぁって
荒れる春一番は
冬からのしっぺ返しかも
目下、
そんな冬を惜しみ中
ラグの詩
聖バレンタインデー
今でも思い出すキミのこと
ちょうど半世紀前
鼻頭に薄っすら汗かき
友達の気持ちとチョコ持って
キミはボクのところへ
愛のキューピットってやつ
でもね、でもね、
ボクがほんとに好きなのは
キミ、キミだったのに ・・・
ちょうど半世紀前
今でも思い出すキミのこと
聖バレンタインデー
ラグの詩(男と女の話)
化粧落とした女と
一緒に湯船に浸かった
真っ裸になった女と
一緒に朝の雨音を聴いた
でも、女の
心の底までは覗けやしない
たぶん、女の
心の奥までは支配できない
そもそも、人間って
有機物なのか
無機物なのか
そんな問題じゃないって
わかってはいるけど ・・・
ラグの詩(男と女の話)
心 がらんどう
ドキドキ の 無い人生は
侘しさ と 空虚 を もたらす
胸 が 熱く高鳴り
脳 を 刺衝し
身体 は フルスロットル
ドキドキ が 成せる技なのか
ドキドキ を 楽しもうや
ドキドキ を 大切に 大切に
ラグの詩
出逢った意味を追懐し
別れた意味を追想してみる
でも、
過去の出来事なんて
いくら振り返ってみても
意味を成さない
人間は、
常に意味を求める生き物
意味が無ければ不安を感じ
意味を理解できれば安堵する
意味に意味があるのか
無意味だと吐き捨てる
さて、どこへ向かおうか
ラグの詩
無造作に切り取年の瀬の欠けらすら
映らないのが現実なんだ
ラグの詩
自然にとって、大晦日と元旦の境目なんてないし、一日という時が過ぎるだけで何も変わりはしない
街のイルミネーション、お店の陳列やイベントなど、作られた非日常な演出でしか、季節の移ろいを感じられない現在に生きている我々~ ほんとに幸せなんだろうか ・・・
夕陽を見て、今年あと何回きれいな夕陽が見れるだろうか~ で良いような ・・・
年の瀬に、やっと「日常」を垣間みた気がする
シャワーヘッドから
滴る水が金属ホースを伝い
床にポタンと落ちた瞬間
スーッスーッと
過去の映像が脳裏に流れ始め
全く身動きが取れない
過去の自分が
何かを伝えようとしているのか
今の自分には
何ひとつ感受できやしない
スーッスーッと
いや、グルグルと
映像が流れ続いている
まるで、回文のように ・・・
焦らず、紐解いてみようか
ラグの詩