シニアになって、今一度「ムーブメント」を感じる旅に出てみようか
東の空に
当たり前のように
朝日が昇り
西の空に
至極当然の如く
夕日が沈む
霜月も月球は満ち
そして、欠けてゆく
ともすれば、
日々の何気ない変転さえ
見逃してしまう
区切りをつけず
漫然と生きている証拠
日常こそ、
特別な非日常となる
グッドチャンスと捉え
果敢に攻めよ!と
心に言い聞かせて ・・・
ラグの詩
誰にでも
ピンと閃くことはある
ただ、
それを形にしなければ
イメージで終わる
アイデアって
ハードであれソフトであれ
自分で形にしてこそ
善し悪しのジャッジができる
人生も同じだ
自分型で走らなければ
自己評価もできやしない
他人の評価なんて
ほとんど意味が無いものだ
言えるのは、
難しく考えてたら
良いアイデアなんて
一つも生まれやしない
そう!
難しく考えてたら
満足できる人生なんて
絶対に掴めやしないんだ
ラグの詩
どこ行くの?
(目的地はどこでしょうか?)
立ち止まれば
自己嫌悪に襲われ
振り返れば
そこには後悔しかない
それが人生の常だと
言い聞かせて
当てなく今日も前へ進む
それでいいと思う
目的地?
俺の明日に聞いてくれ
ラグの詩
青春と書いて
「セイシュン」と読んだ、昔
青春と書いて
「アオハル」と読む … 今。
ラグの詩
深く考えれば 苦しく
かと言って、
考えなければ 物足らず
日々、不安が襲いかかる
岩に腰かけ、左の太腿に
右肘をつき、顎を乗せて
考える人ポーズを取る
腕を取り替えては、また
考える人ポーズを取る
いつしか、何を考えて
いたのかさえも忘れて
私は、考える人となった
まぁ、それも
良しとしようか ・・・
ラグの詩
都会は
コンクリートジャングル
そう称呼された時代
来る日も来る日も
太陽と遊び回り
夜な夜な月と飲み歩いた
若さを謳歌し
薔薇色と虹色に溺れた
ある日、
予想だにしなかった
虚の物悲しさに襲われ
不安感と脱力感が
交差しながら押し寄せた
とうとう、
心の中の消波ブロックを
乗り越えてしまった
冷たく暗い
モノクロームな時空間
そのジャングルに迷い込み
どうしても抜け出せない
蟻地獄のように ・・・
人は、そんな都会を
揶揄して「楽園」と云った
ラグの詩
文句の一つも
言いたくなるよね
でも、怒るのは
一息ついてからにしようか
拳は
ゆっくり振り下ろせ!
えっ、勇気が無くて
行動が起こせないって?
大丈夫!大丈夫!
自分を信じて一歩前進だ
その一歩、
素早く踏み出そうぜ!
そんなこと
誰かが言ってたっけ
ラグの詩
好きだよ
重箱に詰めるように
キミに語りかけてみよう
真面目にきちっと ・・・
好きだよ
生クリームのように
アナタに伝えてみたいな
甘くふわっと ・・・
言葉を紡げば
ふたりの気持ちは
昂り動き始める
好きだよ
ラグの詩(男と女の話)
ひとつ
ふたつ
みっつ
よっつ
ひとり
ふたり
みたり
よたり
四人を
よったり と言ふ
ラグの詩
何が…できるだろう
何か…できるだろう
自分…のために
他人…のために
答えが出ないまま
無駄に過ぎたひと月余り
秋の淋しさと喪失感が
心魂を傷つけ始めた
Don't rush
そろそろ、心の衣替え
ラグの詩
雲が
寄り添うように
繋がって
電線が
離れないように
繋がって
個の尊重と無線に
支配されつつある時代
たぶん、心強いんだよね
繋がりの見える化
ラグの詩
仮に、
アクシデントで
人生が中断したとしても
安易なリセットは
選択しないよ
僕は、
サスペンデッドで
必ずリスタートするんだ
歩んできた道程は
無駄にしない
人生ほど、
結果より過程が大事
というものがあるだろうか
ジャン!より ラララ …
ラグの詩
嵐が過ぎ去れば
何事も無かったかのように
人々はリスタートする
世の中って、皆
そんなものなのでしょうか
そのうち、貴方も
何事も無かったかのように
旅立つのでしょうね ・・・
私は、
カゴの中で生きてゆく
これからも、
囲われた場所で生きてゆく
ラグの詩(男と女の話)