あいにくの雨ですが…

2011年11月27日 18時12分43秒 | Weblog
今日はあいにくの雨
でも、あ~雪だ…と騒いでいた頃よりはあたたかく
過ごしやすいです。ちょっと一安心。

雨にも負けず、今日もヤカタは元気ですぞ

今日は日曜日
日曜日という事で、お囃子DAY。そして踊りもあります
※お囃子は基本的に日曜日開催ですが、都合により日曜日でも実演がない日もあります。
事前に館までお問合わせして頂くことをオススメしています。


今日のお囃子は鶸萌黄ひわもえぎのハンテンがすてきな響会さんです。
 

お客様をまきこんでの実演。やっぱり聴く側と演奏する側の一体感がたまりませんよね。
 

そして、女性スポーツの会さんの踊り。
キレのよい踊りで、カメラがついていけません…。躍動感をお楽しみ下さい。
 
  
女性スポーツの会さんは、いくら寒くてもこの格好。腕を出して元気に踊りまわります。
いつも気合いのこもっている姿勢に本当に頭が下がります。

日本古来の色は、名前からして風情があっていいですね。

よく館で実演してくれる団体さんのハンテンの色を見てみましょう。
響会:鶸萌黄ひわもえぎ
心組:浅葱色あさぎいろ保存会:赤紅あかべに

そしてわが館長のユニフォームの館ハンテンは
赤錆色あかさびいろ

例えば…烏羽色からすばいろあれば鳩羽色はとばいろがあり
躑躅色つつじいろがあれば牡丹色ぼたんいろがあったりします。
中には似せ紫などもあります。
似せ紫とは→紫の色を出す草は大変高価だったので、違う材料を使って紫に似せた色。
けっしてニセモノの紫という意味ではないそうですよ


ちなみに大使の好きな色は勿忘草色わすれなぐさいろ紫紺しこんです。

動物や草花だったりが入っている名前が多いので、名前を見て想像するだけで楽しいし、わかりやすい。
そして自然の中にある色合いが多いので、日本の伝統色一覧を見ているだけで
なんだか心が癒される感じがします。

それに反して、ねぷたによく使われているのは原色ですね。
やはり原色の組合せは中国に多いので、ねぷたは中国から渡ってきたのでは?
という説もあります。 

豊かな自然に囲まれて暮らしてきた日本人ですが、
今より娯楽が少なかった昔の人にしてみれば、お祭りは今よりさらに年に一度のスペシャルイベント。
なので、普段の日とメリハリをつけるために日常的にあまり使わない原色をあえて使って
テンション上げて、ド派手に騒いでいたのかもしれません…。

なんといってもねぷた・ねぶたの起源はまだまだ謎が多いのが事実
できることなら、タイムスリップして謎をぜ~んぶ調べてきたいくらいです。

今日のブログ担当は館のお米大使でした