津軽な言葉~不思議物語~

2009年03月31日 19時55分21秒 | Weblog
年度末です
この時期になると歓送迎会やら打ち上げやら
体に優しくないイベントが目白押しですよね。
当館でも6F展望ラウンジで
本日もデッカイ宴会が入っています。
転勤される父兄の方たちによる先生の送別会のご様子。
お父さん方、てろてろにならないで下さいね。
奥様に叱られますよ

さて、てろてろ?
これはもう、大好きな擬音(?むしろ形容詞)なんですが
てろてろって…

方言はどこでもそうなんでしょうけど、
同じ県でも地域によって使い方・意味がちょっと違うようです。
また、世代でも違うみたいなので
あくまで私の世代・地域、という事でお読み下さいね

私が大好きな「てろてろ」泥酔状態の事を指す津軽弁です。
「てろてろどなってまったじゃ~です。
(ものすっっっっごく酔っちゃったよ~)
しかも、どちらかと言うとイイ(?)泥酔状態(私的に)です。
泥酔にイイも悪いもあるのか、って話ですが
なんかもう、お父さんがほっぺ真っ赤にして
一人で歩けちゃいないし、知らない人に声掛けちゃうし
何言ってんだか分かんないんだけど、楽しそう
ってな状態です。
…想像すると可愛くないですか
こんな感じ?
ぴったりだと思うんですけどね。
しかも平仮名表記の似合う事
私、未だかつてこれに勝る日本語に行きあった事、ないです。

で、とろとろというのもあるのですが
てろてろよりも軽い状態だそうです。
でも、私は酔った時よりもくったくったに疲れてる状態とか
どうやっても眠い状態に使ってるのですが、ホントはどうなんでしょう?

類似品にてらてらっていうのもあります。
これは字面的に親戚っぽいのですが
光っている様子を表す津軽弁。
「今日のけんどてらてらでおっかねがったじゃ~
(今日の道路ピカピカ(に凍っていて)で怖かった~)

考えた最初の人がスゴイですよね。
てろてろ。
声に出してみましょう。
可愛さというか、ばかばかしさというか
なんとも言えない間の抜けた感がたまらないのです。
これに勝る擬音語はない(…だから擬音語じゃないってば)

いかがでしたか?
津軽の言葉~不思議物語。
ズーズー弁はこんな可愛らしい一面も持っているのよ

夜の出来事(>_<)

2009年03月30日 13時32分16秒 | Weblog
実は今日、立佞武多が外に一瞬だけ出ました
先週悪天候の中、組立上がった「不撓不屈」
七月には解体が決まっている「絆」
夜、市役所の皆さんや観光協会の皆さんの手を借りて
外に一旦出す形で入れ替えました。

立佞武多展示室内は立佞武多がすれ違う程の
幅が無いための作戦
(展示室内の解体組立作業は出来るスペースが
 限られているのです。どこでもいい訳ではないのです


まずは中扉を開けます。
  
立佞武多が見えてきましたぞ

展示室の中では橋げたを上げてます。
  


そしてイヨイヨ展示室内の端っこにあった「絆」を外に出して、そのまま放置


更に中から真ん中に展示してあった「不撓不屈」を外に出して、そのまま放置

そこへ先に「絆」を入れて、

  

  
次に「不撓不屈」を入れてフタをして(扉を閉めて)完成おかえり

なんとかお天気にも恵まれ(雪が降ったらどうしようと心配でした
重さ約18tをみんなで「よいしょ 
沢山のご協力をいただきました

作業も慣れたモノであっという間に終了。

御協力いただいた皆さん、お仕事明けの
お疲れの所、ありがとうございました
これで七月の「絆」解体も無事に迎えられそうです。

新商品のご紹介♪

2009年03月29日 11時05分57秒 | Weblog

こちら
「神ツ実酒」と「黒すぐり酒」でございます
神ツ実?黒すぐり?
小田桐ちょっと調べてみましたよ


神ツ実(かみつみ)とは?
このかみつみ(カマズミ)と呼ばれている木の実は、山の神からの授かり物として
狩人が大切にしたと言われており、かみつみ(カマズミ)の名の由来は
「神ツ実」という「神の実」に由来するとも伝えられているそうです
神ツ実(カマズミ)はカマズミポリフェノールが豊富でぶるーべりやカシスには無い
かみつみ特有の「アントシアニン」を含むうえ、食物繊維やカリウムも豊富で、
健康食品として幅広い用途があるといわれているそうです

黒すぐり(カシス)とは?
カシスは和名で黒房すぐり・黒すぐりと言われ、健康や美容食品として大人気、
眼精疲労や緑内障の抑制に効果があるとも言われているそうです
カシスはビタミンC、Eだけではなく、マグネシウムや鉄分などの
ミネラル類も豊富に含んでいます
さらに抗酸化成分の「ポリフェノール」を多く含み、
なかでも「カシスアントシアニン」はブルーベリーの約5倍あると言われています。


こんなすごい果物を使ったリキュール…
一杯飲んだだけで健康になりそうですよね
しかも、どちらも青森県で採れた果物を使用して作られているんですよ
美容にもいいらしいし
ぜひとも飲みたいなぁ各1050円(税込)です
ぜひお試しあれ



まだまだあります

続いてはおなじみのハイチュウでございます
誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか
そのハイチュウに東北リンゴ味が出たのです
試食してみたところ、ものっすごいうまい
しかも5本入りで630円(税込)
おみやげにいかがですか

寒の戻り

2009年03月28日 09時47分52秒 | Weblog



積もりました… 
朝久しぶりのこの光景雪かき隊出動で本格的に冬の風景です

館近くの洋服屋さんの前でこんな物を発見しました


雪だるまですが、形からいって…てるてる坊主かなぁ…

近くで見るとちっちゃい手の後が可愛くついてましたよ

夜ぅ~

2009年03月27日 17時59分38秒 | Weblog
朝の吹雪がウソのように晴れた午後。(寒いケド…
3月16日から6F展望ラウンジ「春楡」と貸室は夜営業開始


そして今日のように晴れた晩には…

絶景かな絶景かな
高い旅費を出さずとも、背伸びしておっしゃれ~な所へ行かずとも
立佞武多の館に来たらこんな夜景でお食事できちゃいますよ

ご家族でのお食事や宴会に是非どうぞ。
ラストオーダーは20:30
意外と穴場と思いますよ

こんなトコも…(>_<)

2009年03月26日 17時45分13秒 | Weblog
ど~ん

さて、これは何でしょう
正解は「足」。
立佞武多展示室の中の展示物の一つ。
歴代立佞武多の中でも特に評判の高い「鬼が来た」。
この立佞武多の面(顔)の部分を、壊さずに展示物として皆さんにご覧いただいている横に上の画像の足があります。(ホントは腕もあります

で、この面の大きさからするとこの位の足になるみたいです。


この位はこの位です あぁっ石川マネージャーが…
デカイです170センチ位ありました。
さあ皆さんもこんな写真、撮ってみませんか

最近、立佞武多本体の話が続いたので
展示室の中もご紹介してみました

完全復活!!

2009年03月25日 13時41分53秒 | Weblog
立佞武多ファン・不撓不屈ファン・はたまた製作者の鶴谷さんファンの皆様
大変ながらくお待たせしました



約80日ぶりの不撓不屈をちょっとおさらいしてみましょう
立花道雪という戦国の武将が雷神と戦っている様を
侍JAPANにも匹敵するほど勇ましく製作されています(たぶん…)

なぜ戦っているかというと立花道雪は雷にうたれて
半身不随になったそうです
それでも武将として名を残すほどがんばりました
まさに「不撓不屈」ですね~
袴をはいて刀を振り上げている道雪の侍JAPANに勝るとも劣らない
勇姿を是非一度、二度、三度…ご覧下さい

新作の夢幻破邪と向かい合って





冬将軍の逆襲((+_+))

2009年03月24日 14時08分13秒 | Weblog
今日も元気に搬入・組立て作業です
ところが、午前中はまだもっていた天気がお昼から午後にかけて
どんどん崩れ、午後には大荒れ猛吹雪の館周辺
大扉を開けるとビュオーっと入る風と雪
もう少しで4月ですよね?!と言いたくなる天気

晴れ男の立佞武多も今日ばかりは冬将軍には苦戦のようでした


本日の作業風景





トラックで運んできた立佞武多のパーツをどんどん組み上げ
夕方には組み上げは終了しました

後は電気配線をてっぺんまで完了させると
「不撓不屈」完全復活です

3台そろった展示室楽しみですね~

いよいよ帰還

2009年03月23日 12時46分51秒 | Weblog
去る1月9日~12日に東京ドームで行われた
「ふるさと祭りin東京ドーム」に出張していた
不撓不屈が約5か月ぶりに館に帰ってきます

今日はその前の不撓不屈をくみ上げるための
台車の搬入・組立が先に行われました。

久し振りに大扉を開けてお出迎え。
 
中の壁はこんな風に細長い扉になっていて
奥の隙間に一枚ずつ収納出来るようになってます


 
前のガラス壁は下から上まで大きな一枚のスライドドア
開けると建物の外壁が一部なくなったような感じになります
ハッキリ言って今日は寒かったです
館内に雪が舞ってました。ほぼ外、です。


開いた所からトラックごと台車を館内に搬入
更にそのまま展示室の中へ
横たわった空洞の柱のような鉄骨が
何を隠そう大型立佞武多を支える背骨にあたる部分なのです
これがなければ始まらない

という訳であとは明日の不撓不屈本体のパーツ搬入と
組立てになるのです。(予定です)
お天気だけが心配…
暑さ寒さも彼岸まで、なんて言うけれど
是非晴れて欲しいです




本日の実演は♪

2009年03月22日 14時14分31秒 | Weblog
今日の実演は響会さん
お客さんも交えて元気いっぱいのお囃子を披露してくれました
 

館の正面入り口でも演奏してくれましたよ


いつもありがとうございます
お祭りが待ち遠しいなあ
小田桐は生まれも育ちも五所川原
お祭りだいすき人間なので
お囃子を聞くと、じゃわめぐんだよなぁ


じゃわめぐとは?
津軽弁の一種になるわけですが、
「そわそわする」「鳥肌が立つ」など落ち着かない気持ちを表したものになります


なので五所川原人や祭好きの人は、
お囃子を聞いただけでじゃわめいで仕方ないわけです
早く8月になぁれっ

                                       ブログ担当:小田桐


走ってます(^o^)

2009年03月21日 11時30分48秒 | Weblog
連休て良かったですね~
風はまだまだ冷たいですが、明るい空の色を見ると
春~っていう感じがします。

冬ダイヤだったリゾートしらかみもこの3連休は
4本全て運転して、沢山のお客様にご利用いただいているみたい
そのリゾートしらかみですが、当館最上階の
6F展望ラウンジ「春楡」から見えます(ちょこっとですが…

立佞武多の館は五所川原で一番高い建物です(6Fまでしかナイけどね
最上階展望ラウンジ「春楡」はガラス張りになっていて五所川原が一望
その西側の窓からは岩木川にかかる五能線の架橋が。
今はまだ色付く前の河原の渋い風景の中を
カラフルな車体が走っていくのは
これからの温かい季節へ向けての期待が膨らむ
ホワホワ気分にさせる可愛らしい景色です。
写真に収める事も可能(タイミングやら何やらちょっと頑張りが必要ですが)
写真はくまげら編成です。

6F展望ラウンジ「春楡」はお食事はモチロンですが
そんな景色だけを眺めにいらっしゃるのも大歓迎です

新商品!!

2009年03月20日 08時55分27秒 | Weblog
本日、物産販売コーナー「花菖蒲」に新商品入荷
それがこちら

太宰治生誕100年を記念して、小説「津軽」の初版本をパッケージにした商品…
その名も「津軽」 1000円(税込)
りんごファイバーを使って香り豊かで
更に「粉雪」のような食感を目指したというだけあって
フワっと香ってサワっとなくなるおいしぃクッキーです


実際、本と比べて見ると…

大きさこそ違うものの、本物の本みたい



 あッみかちゃんが初版本の「津軽」を読んでるぞ

と思いきや…

バッチリ中身はクッキーでした


お菓子の「津軽」もいいけれど
もちろん本物の小説も置いてますよ

この機会に「津軽」を食べて「津軽」を読んで
太宰治を堪能しちゃいましょう




寒さ一段落につき…

2009年03月19日 16時45分33秒 | Weblog
 
はっ 不審者


いやいや。危うく館長を不審者扱いしてしまう所でした。
危ない、危ない。
 
春っぽくなってきたので、冬の間に
ばっちくなったガラスを館長が超大掃除

館はガラス面積多いので
ばっちくなるとモノ凄く目立ちます。

館長、すごーいきれーい清掃会社みたーい。
でも館長。今晩は雨ですがな


りんごちゃん…

2009年03月18日 13時13分40秒 | Weblog
以前から、成長記録を載せていたりんごちゃん

手厚くお世話をしてきたのですが
どうも咲きそうにないご様子…

他の枝ではピンク色のつぼみをつけているのになぜでしょうか
枝が細かったのかなぁ
育ての母としてはとっても複雑です
なので、残念ながらブログでの成長日記は今日で終了しようと思います


もしも
今後りんごちゃんが咲いたときはまたブログにするので今後も要チェックですよ
それまでしばしのお別れですさよならりんごちゃん





そして…東京ドームへ出張していた「不撓不屈」が館へ帰ってきます

 「不撓不屈」は今年1月に行われた東京ドームでの

 イベントを終え、五所川原に帰って来てはいたのですが
 冬ということもあり、中へ入れられなかったのです

 しかぁしお天気もだんだんよくなってきた今日この頃…

 予定では来週中に組立ての予定

 ただし天候によっては変更になる場合もございます

 予めご了承ください

 ということで楽しみにしててくださいね~  

                    
                                            ブログ担当:小田桐

芽吹きちゃんは現在…

2009年03月17日 10時44分59秒 | Weblog

これは左手に持っていた優しい顔をしていた面ですよ

お顔の方も額から出ている芽の先っぽしか残っていませんでした


順調にお色直しの紙剥ぎ作業が進んでいるようでした
そこでスタッフでも知らなかった製作所メンバーの凄腕を
チラッと覗いちゃいました


お色直し作業で剥がした紙は知ってる人は知ってる通り
スタンプ台帳やぽち袋に再利用されるので丁寧にカッターで
剥がしますこの後で…針金に残った紙今はこの紙を
きれいに剥がす作業が行われています

このままではお色直しの新しい紙がきれいに貼れないんです

これを取るための手順
まずは乾いた紙と接着剤を溶かすためアツアツに茹がいた(茹でた)雑巾を掛けます

そしてしばし放置 ある程度おいて、紙がふやけたところで一気に
カッターを使いこそぎ落とします ガリガリガリキッキッキッ
更にそのうえを金たわしでごしごしこすって仕上げます

かなりの重労働なんだそう
でも作業を終えたパーツは紙を貼る前のようにきれいになります




針金以外の木のパーツにはこんな強い味方もあります

高温のスチームで一気にきれいになります


今日現在で、製作所にあった芽吹きの人形パーツは約16個
うち4つが作業完了とのこと

地道な作業ですがこれが次の作業につなっがっていくんですね