人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

東海道中膝車 --由比から府中ーー

2020-10-22 12:40:03 | 旅行

東海道中膝車シリーズは新型コロナ感染予防のための緊急事態宣言が出されたために、4月5日の投稿を最後におよそ6カ月間中断していました。10月以降にGO TOトラベルも本格化してきたので、いよいよと思い再開しました。前回は4月3日の由比で終わっていますから、今回は府中(静岡)まで歩く予定です。見どころは何といっても薩埵峠からの富士山の眺望。ここ数日間の天気予報から今日(10月21日)ならいけると判断しました。結果は写真の通りです。申し訳ないくらい晴れました。由比からは約1時間、自動車も通れる道の登り坂で、しかも富士山は背中になります。興津からの道は歩いてしかこれない山道で、きつい坂を登った先の眼前に広がる富士山を見た時の感激は如何ばかりか?私にはもう資格はありませんが、初めての方には逆コースをお薦めします。

由比から府中までは途中、興津、江尻(清水)を通り24キロ位の距離ですが、由比から4キロの薩埵峠で絶景を見てしまったら、興津の清見寺に立ち寄りましたが、あとはひたすら歩くだけ。まして6カ月間のブランクは大きく、府中の駿府城前に着いた時は疲労困憊。体力の衰えを実感しました。今日は9時出発で終着は16時30分。この季節暑さは苦になりませんが、日没が早くなって行動時間が制約されるのが問題です。鎌倉からスタートして、藤沢から東海道線の普通に乗り、どのあたりまで日帰りが可能か?コース設定に悩むところです。

実はこれがバーチャルリアリティーでは味わえない実体験の楽しみ方ですね。自分の体力も不確定要素に加味しなくてはなりません。

 歩いてみ はじめて分かる 痛さかな

残念ながらやはり年には勝てません。

 

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どうした。最近ヒトが多いぞ⁈

2020-10-13 20:35:00 | 旅行

旭山動物園のライオン君です。岩の上で日向ぼっこをしていました。金網越しのライオン舍が多い中で、ここは檻らしく無いので野性観が溢れています。不思議そうにじっとこっちを見ている姿を見て、ライオン君の独り言。

「10月になってオレを見に来る人間が急に増えたようだ。今年の夏休みはほとんどヒトが来なかったので、人間の顔を忘れてしまうところだった。目の前いるヤツの顔をしっかり覚えておかなくては。おっとなんだ。ヤツの顔が半分隠れて見えないぞ。これでは善人か悪人かの区別がつかない。これは困った・・・。」
 
ライオンの目がそう言っているようでした。最近の乳幼児は保育士のマスク姿の顔をみて無表情になる子が多いと聞きました。どうも目だけでは笑っているか、怒っているか分からないようです。
 

 
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白金温泉の白鬚の滝

2020-10-13 17:52:00 | 旅行

前回のブログで書いたアルミニウムを含んだ水が美瑛川に流れこむという白鬚の滝です。この滝と青い池までの距離(2キロ程度)が長ければ希釈され、青い池のブルーはなかったかもしれません。まさにこれも奇跡ですね⁈

 

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「災い転じて福がくる」物語

2020-10-13 16:57:00 | 旅行

十勝岳の麓、白金温泉に行く途中にこの「青い池」があります。初めて聞く観光スポットでわざわざ行く場所でないと思ってました。太陽光があたると青くなるようで、天気次第と聞けば、二の足をふみます。本日は旅行の最終日。天気は曇っていますが、時々陽もさします。富良野から39キロ。少しの立ち寄りなので行きましたが、結果報告ですが行って正解の場所でした。

さてタイトルが「災い転じて福がくる」。何のことやら分からいないと思いますので少し解説します。昭和63年(1988)に十勝岳が噴火。その時の泥流対策で下流域を守るためにブロックで堰堤を設置。それで堰き止められ池が出来ました。それだけなら「ただの池」で終わったのですが、実はここに流れ込んだ川の水に秘密がありました。この池の上流の白金温泉に「白鬚の滝」があります。岩の間から水が流れ、そのアルミニウムを含有した水が美瑛川と混じりコロイドを生成。このコロイド粒子が太陽光と衝突すると、波長の長い青い光が散乱し青く見えるようです。十勝岳の噴火とアルミニウムを含んだ水がなければ出来なかった、まさに大自然がもたらした奇跡です。

この「青い池」には美瑛町が経営する立派な駐車場があり、駐車場の売店や少し下った「白金ビルケの森」の売店には「青い池」に関連するおしゃれなグッズがたくさん置いてあります。それらの売上や従業員の雇用は十分に美瑛町に福をもたらしています。

まさに「災い転じて福がくる」物語でした。

 
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贅沢な空間

2020-10-13 15:30:00 | 旅行

富良野で泊まったホテルの部屋からの風景です。正面の山が富良野岳、その横で噴煙を上げているのが十勝岳、その左手にかすかに見えるのがトムラウシ岳です。この素晴らしい眺めを独り占め。コーヒーを飲みながら至福の時間を過ごしました。こんなホテルがあるのも北海道ならではですね。これもGO TOトラベルのお陰です。巣ごもり中のストレスが一気に解放されました。

また富良野で食べた鴨せいろも北海道産の新蕎麦粉と現地産のカモ肉が使われており、何かすべてが良心的で丁寧で美味しかったです。実に今回の北海道旅行は外れがなく満喫しています。
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