旭山動物園のライオン君です。岩の上で日向ぼっこをしていました。金網越しのライオン舍が多い中で、ここは檻らしく無いので野性観が溢れています。不思議そうにじっとこっちを見ている姿を見て、ライオン君の独り言。
前回のブログで書いたアルミニウムを含んだ水が美瑛川に流れこむという白鬚の滝です。この滝と青い池までの距離(2キロ程度)が長ければ希釈され、青い池のブルーはなかったかもしれません。まさにこれも奇跡ですね⁈
十勝岳の麓、白金温泉に行く途中にこの「青い池」があります。初めて聞く観光スポットでわざわざ行く場所でないと思ってました。太陽光があたると青くなるようで、天気次第と聞けば、二の足をふみます。本日は旅行の最終日。天気は曇っていますが、時々陽もさします。富良野から39キロ。少しの立ち寄りなので行きましたが、結果報告ですが行って正解の場所でした。
さてタイトルが「災い転じて福がくる」。何のことやら分からいないと思いますので少し解説します。昭和63年(1988)に十勝岳が噴火。その時の泥流対策で下流域を守るためにブロックで堰堤を設置。それで堰き止められ池が出来ました。それだけなら「ただの池」で終わったのですが、実はここに流れ込んだ川の水に秘密がありました。この池の上流の白金温泉に「白鬚の滝」があります。岩の間から水が流れ、そのアルミニウムを含有した水が美瑛川と混じりコロイドを生成。このコロイド粒子が太陽光と衝突すると、波長の長い青い光が散乱し青く見えるようです。十勝岳の噴火とアルミニウムを含んだ水がなければ出来なかった、まさに大自然がもたらした奇跡です。
この「青い池」には美瑛町が経営する立派な駐車場があり、駐車場の売店や少し下った「白金ビルケの森」の売店には「青い池」に関連するおしゃれなグッズがたくさん置いてあります。それらの売上や従業員の雇用は十分に美瑛町に福をもたらしています。
まさに「災い転じて福がくる」物語でした。
富良野で泊まったホテルの部屋からの風景です。正面の山が富良野岳、その横で噴煙を上げているのが十勝岳、その左手にかすかに見えるのがトムラウシ岳です。この素晴らしい眺めを独り占め。コーヒーを飲みながら至福の時間を過ごしました。こんなホテルがあるのも北海道ならではですね。これもGO TOトラベルのお陰です。巣ごもり中のストレスが一気に解放されました。
45年前になりますか。初任店は札幌支店で仕事は当然ながら役にたたず、毎日の楽しみは夜の街に繰り出すことしかありませんでした。とは言っても高級な店に入れる身分ではなく居酒屋が専門。注文するのは蟹やウニなどは十年早いと言われて、コマイ、ホッケ、ルイベの三点が中心で、札幌を出る頃は食べ飽きて、ホッケなどは二度と食べるものかと悪態をついていました。