人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

イタリア紀行 -- イタリア最後の夜 --

2015-12-13 15:46:04 | 日記

明日はいよいよ日本に帰国。その日の夕食は「オペラとカンツォーネ鑑賞ツアー」にしました。オプションツアーで1人70ユーロ。ナポリの流しの二人組が期待外れでしたので、フリーでレストランを探すより楽と考え選びました。テノールとソプラノ二人の生歌は聞きごたえ十分。ワイン飲み放題の勢いもあってか、ツアー同行者との会話も弾み、楽しい夜のひとときを過ごすことができました。今も15ユーロで買ったキスマークのついたCDを聞きながら思い出に浸っています。

正直に言って、出発前までは今回のイタリア旅行についてそんなに期待していませんでしたが、9日間のツアーが終ってこの紀行文を書いていると、すっかりイタリアファンになっている自分がいることにびっくりです。帰ってから、パヴァロッティのCDも買いましたし、イタリア語の勉強を始めたいとNHKラジオテキスト「まいにちイタリア語」を買ってきました。当然に三日坊主でしょうが、まあそれもいいかなと秘かに楽しんでいます。

これからまた行くかもしれない海外旅行の参考に今回のツアーで感じたことをまとめてみますと、まず、11月にも関わらず季節外れの陽気で天気に恵まれこと。日々訪れたどの観光地もはずれがなく見応えがあったこと。これはイタリアならでは良さですね。それにツアーの企画に無理無駄がなく良く考え作られていること。添乗員さんの経験が豊富で些細なことでも対応していただいたこと。現地ガイドによるフォローがしっかりしていたこと。定年してからの旅行で、残した仕事に対する心配や勤務先への後ろめたさというものがなかったこと。最後になりますが、やはり夫婦二人元気なうちに一緒に行けたことでしょうか。

 

 

 

 

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ローマの一日

2015-12-13 14:12:24 | 日記

ローマの一日

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イタリア紀行 -- 休日のローマ --

2015-12-13 10:42:23 | 日記

11月15日(日)。9日に日本を出発したイタリア旅行もいよいよ最終章です。今日は日曜日で「ローマの休日」ならぬ「休日のローマ」となりました。午前中にヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂、コロッセオ、トレビの泉、スペイン広場などを見学する半日コース。午後は自由時間、買い物したり好きに過ごすことになっています。イタリアに来る前はローマ市内を観光するだけでも凄いことと思っていましたが、ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、ナポリ、アマルフィ、ポンペイ、カプリ島そして青の洞窟など、見どころ満載の観光スポットを巡ってきますといささか満腹状態。さすがにサン・ピエトロ大聖堂やコロッセオの圧倒される大きさを前にすると正直疲れました。思うに、ローマ観光の醍醐味は映画の「ローマの休日」や007に出てくるようなローマ市街を走り回るシーンを見て感じる「ワクワク感」ではないかと思いました。実際にバスに乗って市内を巡ると、見るものすべてが歴史的建造物のようで美しく、この非日常性こそが人を惹きつける要素でしょう。アン王女がソフトクリームを食べたくなる気持ちも分かるような気がします。もっと自分の足で路地の隅々まで歩いてみたくなりました。

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青の洞窟  --神秘的な美しさに感激しましたーー

2015-12-12 21:57:26 | 日記

青の洞窟  --神秘的な美しさに感激しましたーー

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イタリア紀行 -- 青の洞窟 --

2015-12-12 20:04:22 | 日記

今回のイタリア旅行の後半の目玉は「青の洞窟」に入ってあの神秘的な海の色を見ることです。実際にカプリ島に行くまではいつでも誰でも簡単に見学できるものと考えていましたが、添乗員さんの「少しでも波が高いと青の洞窟に入れず、それは青の洞窟の船着き場に行ってみないとわかりませんので、兎も角行ってみましょう」というのを聞き、曇った空をみながら半分諦めかけていました。とはいっても折角ここまで来てとの思いは強く、何とか船頭さんの乗ったボートが来てくれないかと念じておりました。

青の洞窟の中の海の青さの秘密は洞窟の入り口の構造にあります。海面から出た分は4人乗りのボートの船体が入れるくらいの高さしかなく、乗船者はボートの船体から頭が出ないように屈まないと中に入れません。洞窟の中に光が入り込むのは、入口の海面下の部分がえぐられたように開いており、そこから光が入り込むからだと思います。まさに自然が創りだした奇跡ですね。波があると入れないのは入り口が極端に狭いためでした。

朝一番9時に船着き場に着いたのですが、残念ながら青の洞窟に入るボートはいませんでした。15分くらい経って沖から牽引された6艘のボートが船着き場に来たときの添乗員さんの「来ました」という安堵の声は今でも耳を離れません。洞窟の中を一回りするのに1ユーロ、二回りは2ユーロを用意し、いよいよ青の洞窟に入りました。真っ暗な洞窟のなか、海の色は神秘的に青く輝いていました。念願叶ったというよりも約束を果たしたという気持ちの方が強かったかもしれませんね。女の人の美しいものを見たいという期待感は男性の想像を超えるものがあります。ともかくよかったです。

今回のツアーではカプリ島に宿泊したため陸上の船着き場から乗船できましたが、ナポリからの日帰りの人は乗ってきた船の上で洞窟に入る順番を待つことになります。1~2時間待っても洞窟に入れなくなることもあるようで、青の洞窟観光は波まかせのリスキーなものようです。私たちは運がよく入れました。あらためてカプリの神様に感謝し、島をあとにしました。

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