Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

【ネパール】 ナムチェ2日目 高度順応日は歩く歩く

2012年08月31日 | '11 ネパール(22日間)

 2011年2月3日

 本日は、高度順応のためナムチェ連泊で、ナムチェ周辺の村や高台へハイキング。

 6時30分:起床
 
 起きて、鼻水が出てきたので鼻をかんだら(本気鼻をがぶりと『噛む』じゃなくて)、

 鼻血だったのでビビリます。 


 太陽の光が山頂を徐々に照らし始め、
 
 

 朝食を食べる前に、外に出て新鮮な山の空気を吸い、深呼吸。
 
 
 起床時に鼻血が出たけれど、トレッキングが出来ないほどの体調悪化はないようで、

 7時   :朝食
 8時   :周辺ハイキングへ出発

 『えぇぇぇ! 高度順応日って、宿周辺でのんびりゆっくり過ごす日じゃないのぉ~!!!

 トレッキングに関して無知からくる、私の、大きな大きな勘違いでした

 宿を出て、左手の山から流れ落ちる滝はこの時期凍っております
 
 ガイド曰く、この滝を登って、アイスクライミングの練習などするそうです。

 『日が当たって解けないのかしら?』と不思議に思ってしまいますが、
 夜中のうちに登り始めるらしいです。
 

 ナムチェは三方を標高差300m囲まれております。
 息を切らし、『うう、うう』言いながら登った景色。
 

 本日も、ありがたいことに日頃の行いが良い私天候に恵まれました
 

 ガイドの軽快な歩みの後ろを、
 『ちょっと、休憩。ちょっと、ゆっくり。』とちょいちょい言いながら、道なき斜面を歩きます
 

 高山病の症状もなく、順調、順調。
 
 登り斜面を歩くと苦しいだけで、休憩する時はいたって元気になります
 
 尾根を進み、
 

 シャンボチェ到着。
 チャイ休憩。
 

 シャンボチェには、小型機が離着陸できる空港があり、
 

 山の傾度を利用した、滑走路の超!短い『ルクラ空港』とは、また違う意味で味のある空港です

 『滑走路の先はどんなになっているんだろう???』と、想像するとこれまた怖い
 
 
 数人の乗客が降りて、荷物がどんどんと運び込まれ、あっという間に飛び立ちます
 

 どこへ向っているのかわからないまま、ガイドの後をひたすら亀の歩みで付いて行き、
 

 

 

 日本人(スミマセン、名前忘れました!)が、多大なる貢献をした村に到着。
 

 クンデ という名前の村。
 
 気がつけば、日本最高峰『富士山』より標高が高い場所。

 ガイドの知り合いのロッジでチャイ休憩。
 

 クンデの村を抜け、
 

 山道を登り、
 

 尾根づたいに、高台を目指します。
 

 高台到着!
 

 絶景のビューポイントではあるのでしょうが、私の脳裏には、
 『ふーふー言いながら歩いてきたこの高台までの距離。
 せっかく稼いだここまでの標高を、下りなきゃいけないってのがつらい!ってかもったいない!』

 っという思い
 カエルのアミグルミの上に見える、クンデの村の小さいこと、小さいこと

 ガイド絶賛の右手に見える山『アマダブラム 標高6856m
 の素晴らしい眺めを見ても、ネパールに来て初めて耳にした山の名前なので、
 そのありがたみが『せっかく登ったここまでの標高もったいない』の考えを払拭できません。

 
 しかし、登ったなら下りなければいけないので


急な山道を小さな水溜りが凍結している上を渡り、


途中木々の枝を、足元が滑らないようつかみながら、無事クンデ村まで下山。

写真中央に見える山頂が、さっきまで居た高台の場所。 
 高低差といい、距離といい、『ちょっと、そこまで~』のレベルじゃない気がします