2010年2月20日
おはようございます。
今日は地下鉄に乗り、
メキシコが誇る歴史を勉強するため、メキシコ古代文明の集大成といわれる
国立人類学博物館見学です。
う~ん、嬉しくなるほどの快晴です。
お天気とは関係なく、博物館は屋内ですけど(一部、屋外の展示物あり)。
入場玄関で、セキュリティーチェックを受け、
館内で、チケット購入(2010年現在48ペソ)。
入っていきなり、目の前に円形大噴水の登場。
しかも、上から滝のごとく水が落ちてます。
さてさて、館内を見学いたします。
とてもカラフルな、ビーズ細工。
メキシコ衣装・雑貨経営をしている涼ちゃんのショップからご説明を(勝手に)お借りして説明すると、
目にも鮮やかなビーズ細工はメキシコ山中に住むウイチョル族(アステカ族の一族)の手によるものだそうです。
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llama llama ウイチョル族のビーズ細工 神話の世界
色彩豊かな色と、力強い印象を受ける画があったり、
テオティワカン 月のピラミッドの前に建っていた 雨神 チャルティトゥリクエ(オリジナル)があったり、
かわいらしい石像があります。
そして、見学者達の心を最もひきつける展示物は、
なんといっても、この 太陽の石 アステカ・カレンダー。
直径は、3.6m。
スペインの侵略にあった歴史を持つメキシコ。
アステカ帝国崩壊後、インディヘナ達の聖石は地中に埋められてしまいます。
そして、時が過ぎ1790年に発見されました。
高度な天文知識を持っていたアステカ文明。
謎は未だに多いけれど、謎が多ければ多いほど、歴史のロマンを感じちゃいます。
アステカの神殿の上に教会を築いたり、たくさんの遺跡が破壊された中で、この博物館の中に今現在展示され、
実物を目の前にすると、不思議なパワーを感じます。
私のあてにならない、第6感が、『そんな気がする~。』ってね。
博物館見学は、いろいろ見たいから、とにかく時間がかかる。
中庭の池の周りで、しばし休憩。
地下展示場へと続く先には、
ガラスの中で、異様な雰囲気をかもし出す、
パレンケの碑文の神殿から発見された、パカル王の翡翠の仮面。
選ばれた王族の貴重な装飾品なのでしょうけど、正面に立ち見ていると背筋がゾクゾクッとします。
チチェン・イツァー遺跡の チャック・モール像。
お腹の部分に、神へ捧げる生贄の心臓を置いたとされていますが、チャック・モール像よりも、
翡翠の仮面の方が、私的には『怖い印象』を受けました。
博物館を4時間ほど見学した後は、世界遺産に指定された『学園都市』へ移動です。
まだまだ、旅は続きますので、よろしくでございます。