柊の花です。
能古島(のこのしま)、アイランドパークに咲いていました。
思わず見過ごすほど小さく楚々とした白い花です。
銀木犀に花も香りも似ているなと思ったら木犀科ということで仲間でした。
とてもやさしく匂います。
葉が固くてギザギザしていて、さわると「ひいらぐ(疼く=ひりひり痛む)」ことから、
「ひいらぎぎ(疼木)」となり、次第に「ひいらぎ」になったという話。
クリスマスの飾りでお馴染みの柊の木と思ったら、なんと違ってました。
クリスマスのは、この「柊」ではなく「柊黐(ひいらぎもち)」だそうで、こちらは
赤い実がなり(柊は実がならない)葉っぱのとげの形も違うとか。
また、木犀科ではなくモチノキ科で仲間でもないようです。
でも柊の花は12月24日の誕生花らしく、まったくクリスマスとは無縁では
ないですね。