後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

栃木市大平山・蔵の街

2010年07月12日 | 旅行
7月4日(月)日帰りバスツアーで栃木市の「大平山のハイキングと蔵の街の散策」に行って来た。
コースは[大中寺~大平神社~随神門~あじさい坂~連祥院六角堂~蔵の町栃木] である。誠に恥ずかしい事であるが、大平山が栃木県立自然公園の紫陽花・桜等自然の景勝地で、大中寺や大平神社など史実に残る神社仏閣があることを知らなかった。良い企画に出会い本当に良かった。

*大平山ハイキング
  パンフレット等資料によれば、大平山は栃木市大平町の北西にある丘陵地帯で標高345m,頂上に大平神社・     
  謙信平があり、ここからの眺めがよく点在する岡や林などが海に浮かぶ小島のように映える所から「陸の松島」と言
  われている。 南山麓には曹洞宗の古刹大中寺がある。

  大中寺は1154年に開創された寺で、当初は真言宗の寺だったが荒廃の為1489年に曹洞宗の寺として再興さ   
  れた。曹洞宗寺院が管理する関東三刹の筆頭寺院として江戸時代末期までその名を馳せてきた。
  また、上杉・北条の両氏がこの寺で和を結んだ史実もあり、この寺の縁起は、雨月物語の青頭巾のはなしや境内に 
  ある七不思議の伝説でも知られている。 

  「陸の松島」と讃えられる謙信平からの素晴らしい眺めをを見ようと、1人謙信平へ向かったが残念ながら曇り模様の
  霞み空で展望は良くなかった。紫陽花は大中寺も大平神社あじさい坂も綺麗であった。

                       
                 大 中 寺 参 道                    大中寺

                  
   大中寺境内紫陽花         大平神社本殿          大平神社境内 

                        
       随神門            連祥院六角堂            あじさい坂      

*蔵の街散策
  蔵の町で昼食後地元のボランティ アの案内で蔵の街を散策。町の中央を流れる巴波川を小船の遊覧船に20分程 
  乗った。 船頭さんは元教員で退職後船頭の法被を着たくてボランティアで始めたとのことである。船頭さんの話で
  は先日NHKが取材に来て、8日午後5時からの「ゆうどきネット」(関東甲信越のローカル)ル)で放映の予定だそう
  だ。船から見える巴波川沿いに並ぶ八っの白壁土蔵は塚田家の屋敷で、塚田家は江戸後期の弘化年間より木材回
  漕問屋を営んできた豪商であった。下船後塚田歴史伝説館を訪れた。文庫蔵などが展示館や蔵芝居(伝説のハイテ
  クロボット芝居)に人形山車の展示館となっており、広い屋敷である。

  案内人によると蔵は、店蔵(店舗)・文庫蔵(貴重品の保管)・棚蔵(米・味噌・酒などの貯蔵)とあり、店蔵は通常黒く
  文庫・棚蔵は白壁だそうだ。 

                 
 近龍寺(山本有三の墓がある)    山本有三の墓          巴波川沿い塚田家 

 注:7月6日NHK総合TV15時からの「ゆうどきネット」を見た。船頭さんも懐かしく拝見した。

 

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