後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

大人の社会見学

2016年05月25日 | 旅行
5月18~19日信毎観光のバスツアーで、静岡地震防災センター・大塚製薬袋井工場・航空自衛隊浜松基地エアーパーク・トヨタ元町工場の見学に行って来た。参加者14名(2人連れ4組1人参加6人)男性7名女性7名だった。  

日程
  1日目  長野駅東口6:00ーーーー篠ノ井―屋代―松本―塩尻―諏訪各地で乗車9:00ーーーー12:00静岡市内で昼食ーーーー
                    13:00静岡地震防災センターーーー15:00大塚製薬袋井工場ーーーー17:30浜松市内ホテル
       夕食はツアーに含まれておらず自由食で、ホテルに着いたのが17時半、夕暮れ迄時間があったので浜松城を見学する。
  2日目  ホテル8:40――――9;00航空自衛隊浜松基地エアーパーク――――12:00豊田市内昼食ーーーー
       13:00トヨタ元町工場――――14:30 トヨタ会館15:10―――ー20:30長野
    
*1日目昼食
 12時静岡市内 「東海道五十三次 マルコの宿 名物とろろじる 元祖丁子屋」 という食事処に到着、「とろろ」の昼食となった。
 
        
           丁  子  屋                          入口看板                   とろろじる定食  
 
 とろろ汁が静岡市の名物だとは知らなかった。食堂の主人らしき人に聞いたら、昔付近の山に自然薯があって「とろろ汁」を販売したところ、
需要に追い付かず平地で自然薯の栽培を始め、今日に至っているのだそうだ。市内には他に「とろろじる」を出す料亭があるそうで、昼食で1万円
だと言う。普段食している長芋と違って粘りがあって非常に美味しかった。

*静岡県地震防災センター
  昭和51年8月に静岡県を中心とした東海地域で、「大地震が明日起こっても不思議ではない」という東海地震説が発表された。これ以降
  静岡県の地震対策が始まったということだそうだ。
  
 ← 静岡県地震防災センター
 
  センターは東海地震に立ち向かうための知識と技術の普及向上、防災意識の高揚を図る
  とともに、自主防災組織の活性化を図ることを目的として、平成元年に開館されたもの
  だという。管内には地震の体験施設や家具の転倒防止方法・び非常持ち出し品・備蓄品
  などが展示されていた。残念ながら地震体験施設は故障で体験できなかった。
  
 
 
 
 
 
*大塚製薬袋井工場
  
← 大塚製薬袋井工場(工場内は写真厳禁)
 
  ポカリスウェットを生産していた。ペットボトルの成型から液の注入完成まで、流れ作業で
  自動化されてた。 案内人の説明で、ペットボトル成型の方法や自社で生産するようになった
  経緯の話は興味深かかった。空のペットボトルを立てたまま倒れないよう送るため、ベルト
  コンベアーに替えてボトル大の空洞を、高速の空気でボトルを立てたまま移動させてていた。
 
 
 
 
 
 
 *浜松城
 浜松市中心市街地にある徳川家康が築城したもので、野面積みの石垣で有名。歴代城主の多くが後に江戸幕府の重役に出世したことから「出世城」
 といわれた。

         
       浜松市の中心にある浜松城公園                          昭和33年再建された天守閣 
 
 
                  
  ←公園内 浜松城跡の石碑
    立て札要約;浜松城は徳川家康が遠州攻略の拠点として
  築いた城で17年間在城。東西600m,南北650m、大手門ー三之門ー二之丸ー本丸ー天守台と
  連なっている。石垣は、野ずら積みと呼ばれる堅固な作りで、古い石垣の特徴をよく残しており、
  浜松市の史跡に指定されている。
                                     浜松市
 

←大手門の門脇の鏡石  
  説明文要約;大手門の石垣正面は、左右ともに隅に巨石が用いられてい
 る。この巨石を加賀もい石と呼ぶことがある。かって城の壮大さや城主の威力を見せるため、
 門の両脇や周辺に意図的に大きな石を用いたと言われており、彦根城太鼓門楼や、岡山城本丸、
 松本城太鼓門の石垣等に類例がある。巨石を用いた部分は算木積みになっていない。
 
 
 
 
 ←井戸
   説明文要約;この井戸は、銀名水と呼ばれていたという。浜松城には、
 天守台に一つ、天守曲輪の埋門のそばに一つ、本丸に一つ、二の丸に三つ、作左曲輪に四つ、
 計10本の井戸があったという。天守台の井戸は、再建の時に残し、今は天守閣の地下室にあ
 る。直径1.3m,深さは現在1mほどになっており水はない。 
 
 
 
 
*航空自衛隊浜松基地エアーパーク
  航空自衛隊のもっぱら訓練飛行場として使用されており、飛行場内にある公開されている広報施設である。 
  展示資料館・全天周シアター・展示格納庫があり屋外にも展示があった。
 
         
    展示シアターと後ろが展示資料館                              展示格納庫
 
展示格納庫には可動式(電動)二人乗りの本格的なフライト・シュミレーターがあって、初級・中級・上級 を得rんで体験できる。
中級のエンジンスタートから離陸・着陸を体験した。気分爽快なパイロット気分の体験で、機会があったら上級を体験したいものだ。

        
       展示格納庫展示航空機                                展示資料館の展示航空機 

        
         屋外展示飛行機                                離陸する訓練機
 
 ←フライト・シュミレーター(二人乗り)
 見学の高校生が体験している。操縦席は実際の戦闘機と同じ大きさだそうだ。
 全席一人で中級を体験した。前面にスクリーンがあり映像を見ながら、離陸・飛行・着陸
 を体験出来た。写真の体験飛行を見ていたら上昇・下降等に応じてか、機体が上向き・下向きに
 動いていた。この点は自動車のシュミレーターと違い機体(操縦席)が前傾したり、後傾したり
   動くことだ。
 
 

 
 
 
 
*トヨタ元町工場
 13時少し前到着、観光バスに案内の広報部女性が乗車、添乗員に変わり広い敷地内を案内すろ。元町工場は従業員800人社員衝動は5カ所ある
 という。組立工場に着き写真厳禁でカメラ・携帯電話はバスの中に置いて工場内に入る。
 生産行程は プレス工場ー溶接工場―塗装工場―組立工場があって、見学は溶接工場・組立工場・塗装工場と回った。溶接工場では車体の溶接作業は
 すべて自動、作業員は1人もいない。10~20の(数えられなかった)大きな手というべきロボットが手際よく溶接、車体が出来上がっていた。
 組立工場では電気系統の取り付け、エンジンの取り付け等車体がゆっくり移動する中で取り付けられていた。
 手作業の職員の中には女性もいた。30人程いるそうだ。ナット締め行程ではスパナーにコードがついており、既定のトルクで締め付けられなければ
 アラームが出るようになっていた。部品の調達で有名なトヨタの看板方式もさることながら、自動化・流れ作業の管理は、作業ミスや事故が起きても
 即座に対応できるシステムが構築されていた。 1時間15分くらい見学後、トヨタ会館に向かう。

*トヨタ会館
 12時半トヨタ本社の隣にあるトヨタ会館に着いた。玄関を入った正面に縫いぐるみを模した乗用車とバイオリンを持ったロボットがあった。
 1階はエコカーの開発・事故を起こさない車の開発・モータースポーツ活動の紹介や最新モデルが展示されていた。
 2階はクルマ教室とミュージアムショップがあった。

       
            トヨタ本社                                  トヨタ会館

       
         縫い組を模した乗用車                    バイオリンを持ったロボット、小品1曲凡そ 30秒演奏する
 
ロボットの演奏を聞き、管内を回って、午後3時10分広報部の案内の女性に見送られ帰途についた。予定通り午後8時半に長野駅についた。
 


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