風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

凍蝶

2012-12-11 | Weblog
12月も半ばというのに雪や霙の毎日。
気温も低くて、ほんとに今年の冬はどうなるんでしょうね。

ところで、今日の散歩で越冬中のウラギンシジミを見つけました。
霙の降る中サルトリイバラの葉につかまって、じっとしています。
ちょっと触ってもピクリともしません。

成虫越冬する蝶も多いのですが、
その中でもウラギンシジミはオープンというか、
けっこう風や雨、雪のあたる場所で越冬してるような気がするのですが・・・。

春までずいぶんあるけど頑張ってほしいですね。


ウラギンシジミ 12.12.11 鳥取市

冬の季語に「凍蝶」という言葉があって、
「凍て蝶」とも書き「いてちょう」と読むそうです。

「冬まで生きのびて、ほとんど動かない蝶。
また、凍てて死んだ蝶」(大辞林)という意味のようですが、
雪の中でじっと動かず冬越しする銀色の小さな蝶、
「凍蝶」という言葉がぴったりなような気がしました。


散歩道 12.12.11 鳥取市

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