風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

クモマツマキチョウ

2012-07-06 | Weblog
怒られちゃいましたね(笑)
毎日とはいかなくてもコンスタントに更新しなくちゃ。
歳が歳なので間が空くと心配されちゃうんですよね。


さて、もう先月の話になっちゃいましたが、
信州行の目的の一つはクモマツマキチョウを見ること。

苦戦しました(戦いではないですが)。

7日は朝から白馬山麓へ。
駐車地で一緒になった地元長野の方と、
色々教えていただきながら渓谷を遡ること1時間ちょっと、
明るく開けた河原へ到着。
ポイントには先に出発された2組5名の方が、
すでにスタンバイされていました。

ここは有名ポイントですが、
待てど暮らせどクモマツマキチョウ(クモツキ)は現れません。
クモツキは忍耐です。

私はダメですね。根が続きません。
落着きなくあっちウロウロ、こっちウロウロ。

もう少し根気があったら人生違ってたかも・・・、
う~ん、しみじみしちゃいますね。

結局、クモマツマキチョウは♀が昼前に1度現れただけ。
私はその時ちょうどカップ麺を食べてる時で、
カップを放り出してあわてて駆けつけるも、
残念、姿をチラッと見ただけで撮影に至らず。

9時過ぎから午後2時頃まで、
皆さんが撤収された後まで頑張りましたけど、
クモツキ現れずです。
この日は昼前の♀1匹だけだったようです。


下の写真は残雪の白馬三山。
クモマツマキチョウはこんな山懐、
渓谷の河原やガレ場などに自生するハタザオ類を食草として生息しています。


白馬三山(左から鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳) 12.6.8 長野県


ミヤマハタザオ 12.6.7 長野県

次の日(8日)も前日と同じポイントに向かい、
朝から11時頃までクモマツマキチョウの現れるのを待ちましたが、
結局、1匹も姿を見ることができませんでした。

このままではいけない!動かねば。
ということで、転進です。

午後1時前に別の有名ポイントに到着。
これが正解でした。
写真は駄目でしたが、
飛翔するオレンジ色の♂も間近に見ることができました。

2時過ぎには♀も現れてタチツボスミレで吸蜜を始めました。
遠くでも、まずはとにかく証拠写真。


クモマツマキチョウ(♀) 12.6.8 長野県

地元長野の東御市から来られたご夫婦のアシストもあって、
なんとかクモマツマキチョウ(♀)の写真が撮れました。

今回は前翅の先端がオレンジ色に染まる♂の写真は撮れなかったけど、
来年も信州に行くいい理由ができました(笑)。


クモマツマキチョウ(♀) 12.6.8 長野県


クモマツマキチョウ(♀) 12.6.8 長野県


クモマツマキチョウ(♀) 12.6.8 長野県

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