ブナ林の道 11.11.9 扇ノ山
月初めからちょっと忙しくしていて出かけられなかったのですが、
一段落したので昨日は午後からでしたが扇ノ山に出かけてきました。
ブナはすっかり葉を落とし、
鉛色の空模様とあいまってすっかり晩秋の雰囲気です。
登山口まで上がってくる河合谷林道の紅葉もさっぱりで、
枯れたように茶色に変色した木々ばかり目に付きました。
今年はどこの紅葉もイマイチのようですね。
ところで、山頂の一部ですがネマガリダケや低木が伐採されていました。
ちょっと山頂が明るくなって眺望も良くなったのですが・・・、
なにか無造作でやっつけ仕事のようで気になりました。
小屋のガラス窓からよく見えるようになった氷ノ山は、
ちょうど山頂部分に雲にかかっています。
氷ノ山方面(山頂小屋から) 11.11.9 扇ノ山
上がりかけにすれ違った方から「一人で大丈夫ですか?」と心配していただいて、
その時は「クマさんは友だちですから~」と軽くお答えしたんですが、
道標に残された痕跡などを見ると急に冷静になって、
はて、「クマさんは友だちと思ってくれてるかな?」などと不安にかられるのでした。
それでもしっかりヤブをごそごそして倒木を見て回ると、
なんとかお持ち帰りできそうなナメコちゃんが・・・。
痕跡 11.11.9 扇ノ山
ナメコ 11.11.9 扇ノ山
返り咲きのスミレ2種です。
ツルタチツボスミレは人為的な環境変化が影響しているような気がします。
ツルタチツボスミレ 11.11.9 扇ノ山
オオタチツボスミレ 11.11.9 扇ノ山