アオバセセリ 08.7.26 大山三ノ沢
三ノ沢をぽてぽてと下りて、アサギマダラの集まるイケマの花の前で休んでいると、アオバセセリがやってきました。吸蜜するアサギマダラ達を蹴散らし、あわただしく吸蜜し、翅を休めることなくまたどこかへ行ってしまいました。
ところで、セセリチョウは蝶なのですが、セセリより蝶らしい蛾がいます。前翅に碇形の模様があり、そのまんま「イカリモンガ」となずけられた蛾です。この蛾、昼に花の蜜を吸い翅を立てて止まります。顔つきは個性的だが、テングチョウもこんな顔だったような気がします。見た目は限りなく蝶です。西洋では蝶と蛾を区別しないそうですが、専門家はともかく、素人には蝶と蛾の境界は分かりにくいですね。
イカリモンガ 08.7.26 大山三ノ沢
虫嫌いの家人は蝶や蛾が近くに来ると区別せずに逃げます。確かに、蝶も蛾も嫌いな人にとっては、十把一絡げ、区別しなければならない理由なんてありませんね。