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新デジカメ・SDXCメモリ・パナソニック事業売却・三洋電機人員再配置

2009-08-07 18:08:38 | Dニュース

ニコン-デジカメ新機種・0.7秒起動モデルやプロジェクター内蔵モデル-
(2009/08/05  CNET)

ニコンイメージングジャパンは4日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」のラインアップに5機種を追加した。
今回発売されるのは、初心者でも扱いやすい「Lシリーズ」の「L20」と、コンパクトボディに先進機能を備えた「Sシリーズ」の「S640」「S70」「S1000pj」「S570」。Sシリーズの4機種には、新開発となる広角28mmからの光学5倍ズーム、独自の画像処理コンセプト「EXPEED」をもとに最適化した画像処理システム、美しいポートレート撮影ができる「ベストフェイス機能」を採用。S70およびS1000pjには、手ブレや被写体ブレを抑える5つのブレ補正機能も搭載されている。発売日はL20とS640が8月28日で、そのほかの機種は9月を予定している。価格はすべてオープンとなる。
COOLPIX L20は、光学3.6倍ズームや3.0インチ液晶を搭載した1000万画素モデル。電源を入れるだけでカメラが自動的に撮影設定をする「らくらくオート撮影」、最大3人までの顔を認識する笑顔撮影モードなど、初心者にも扱いやすい設計となっている。電源には単3形乾電池を使用。本体カラーはシルバーのみ。店頭想定価格は1万7000円前後。
COOLPIX S640は、約0.7秒の世界最速起動に加えて約0.25秒のAF合焦時間、約0.31秒の撮影タイムラグなど撮影スピードを追求した1220万画素モデル。約20.5mmのスリムボディに、2.7インチ液晶や高感度低ノイズ技術、ブレ補正機能、人物撮影機能などを搭載する。USB接続時には画像転送だけでなく充電も可能。カラーはディープブラック、アイスシルバー、プライムレッド、プレシャスピンクの4種類。店頭想定価格は3万5000円前後。
COOLPIX S70は、カラーごとに異なる質感を組み合わせた「デュアルテクスチャーデザイン」を採用した1210万画素モデル。3.5インチワイドの有機ELモニターは、静電式タッチパネルタイプとなる。カラーはライトブラウン、マットブラック、クリスタルレッドの3種類。店頭想定価格は4万3000円前後。
COOLPIX S570は、シンプルデザインのアルミ合金ボディに2.7インチ液晶を備えた1200万画素モデル。
人の肌を滑らかに補正する美肌効果やブレ補正など多彩な機能で、簡単に思い通りの写真が撮影できる。カラーバリエーションはシルバーとピンクの2種類。店頭想定価格は2万5000円前後。
COOLPIX S1000pjは、デジタルカメラとして世界初の超小型プロジェクターを内蔵した1210万画素モデル。
プロジェクター機能を使えば、撮影した画像を室内や外出先の壁などに5~40型までの画像が投映ができる。高感度対応、ブレ補正機能、多彩なスライドショー効果に加え、撮影とプロジェクター操作の両方で使えるリモコン機能も搭載。本体カラーはシルバーのみ。店頭想定価格は5万2000円前後。外形寸法は、約99.5×62.5×23mm(突起部は除く)で、質量は約155g(電池やSDメモリーカードを除く)。25度C環境下における、連続投射時間は1時間程度。画素数はVGA(640画素×480画素)。プロジェクターを使い、外出先で撮影した画像を壁などに投映し、友人や家族などと一緒に観賞して共有する、といった使い方を想定する。月1万5000台の生産を見込む。

東芝-世界初のSDXCメモリカードを発売へ・高速で最大容量64Gバイト-
(2009/08/05  CNET)

東芝は4日、SDメモリカードとしてVer.3.00に準拠したSDXCメモリカードを開発したと発表した。11月からサンプル出荷を開始し、2010年春より発売する。
SDXCメモリカードは、書込み35MB/s、読出し60MB/sの最大転送速度を備え、容量は64Gバイト。東芝によるとSDメモリーカードとして世界最大容量で最速の転送速度を実現しているという。exFATファイルシステムを搭載したSDXC対応機器で動作し、CPRM技術を採用した著作権保護機能も搭載している。
また、SDHCメモリカードについても、書込み35MB/s、読出し60MB/sの転送速度に対応した新製品2機種を発表した。容量は32Gバイトと16Gバイトを用意する。32Gバイトモデルは2010年1月、16Gバイトモデルは12月にサンプル出荷を開始し、2010年春に発売する予定。
SDメモリカードと同じ大きさで、容量と転送速度を大幅に向上した上位規格のSDXCメモリカードを出すのは世界初。SDメモリカードでは、06年に上位規格のSDHCメモリカードが出たが、SDXCメモリカードはその上の規格となる。デジタルカメラなどの性能が上がるにつれ、大容量のデータを記録し、素早く転送したいとの要求が高まっていることが背景にある。
米SanDisk社やパナソニックなども、従来よりも高速化したSDHCメモリーカードを発売している。東芝のSDHCメモリーカードは、両社の製品よりも高速である。

パナソニック-村田製作所に積層セラミックコンデンサー事業を売却-
(2009/08/05  日経)

パナソニックは4日、電子部品子会社が手掛ける積層セラミックコンデンサー(MLCC)事業を村田製作所に2010年1月をメドに売却すると発表した。売却額は明らかにしていない。携帯電話やパソコンに使われる同コンデンサーは韓国勢の攻勢などで価格競争が激化しており、パナソニックは生産から撤退する。
パナソニックの全額出資子会社パナソニックエレクトロニックデバイス(PED、大阪府門真市)が事業を売却する。生産撤退に伴い千歳工場(北海道千歳市)の約600人のうち同事業に携わる400人を他拠点に配置転換する方針で、販路や特許の一部を村田製作所に譲渡する。
MLCCは村田製作所が世界首位のシェア35%を持つ。パナソニックのシェアは数%。パナソニックはMLCCから撤退し生産拠点の北海道拠点はサージ対策部品や熱対策部品に特化する。
PEDはこの他、メタライズドフィルムコンデンサーや自動車雑音防止用コンデンサーなどを生産する江津工場(島根県江津市)を2010年3月までに閉鎖。従業員約80人は他のフィルムコンデンサーを生産する松江工場(同県松江市)に移管する。
さらに、米国でもアルミ電解コンデンサー事業をアジアなどに生産移管する。

三洋電機-1000人規模の人員再配置を組合に申し入れ-
(2009/08/05  毎日新聞)

三洋電機が組合側に対し、1000人規模とみられる人員再配置を7月末に申し入れていたことが4日分かった。事業撤退や製造工程の海外移転など構造改革の一環で、対象となるのは、企業向け業務用機器を扱う部門(群馬県)と電子部品部門(鳥取県)。今後の成長が期待できる充電池や太陽電池などの強化部門へ再配置し、原則として雇用は維持する方針が示されている。
しかし、転勤できないなど再配置に応じられない社員のうち、満45歳以上で勤続年数が満10年以上の社員については、退職金に特別加算金を上乗せする優遇措置による退職制度の利用も促すという。退職希望は9月7日~9月17日に募り、9月末で退職とする。
今回の人員再配置とパナソニックが進める三洋の子会社化との関係について、三洋は「自社の経営体質強化で、子会社化との関連はない」としている。