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各社スマートフォン・WiMAX無線LANルーター・低価格ミニノートPC・フィルムアンテナ

2008-10-02 00:19:36 | Dニュース

NTTドコモ-RIMとスマートフォン「BlackBerry Bold」発売で基本合意-
(2008/09/30  CNET・Itmedia)

NTTドコモとResearch In Motion(RIM)は29日、スマートフォンBlackBerryの新モデル「BlackBerry Bold」の発売について基本合意したを発表した。発売時期は08年度第4四半期で、価格は市場情勢を見ながら慎重に決めたいとしている。
BlackBerry Boldは全世界で1900万台以上を出荷するBlackBerryの最上位機種。光沢のある黒い外装、背面には革のような質感のカバーがされており、高級感がある。HVGAの高画質液晶を搭載し、入力方式には、QWERTY配列のキーボードに加え、指先でボールを転がすように操作するトラックボールを採用している。サイズは114×66×15mmの手のひらサイズで、重さは136g
これまでのBlackBerryは、セキュリティの高さや専用コールセンターなど、ビジネス向けの機能をセールスポイントとしてきた。BlackBerry Boldではさらに個人向けの用途も視野に入れ、iモードメールの対応やiTunesと連携して楽曲やプレイリストの管理、ビデオ録画、カメラ機能などエンターテインメントにも力を入れている。なお、カメラ機能は法人向けに搭載しないモデルも販売する方針。
iモードメールにも対応するが、最初はユーザーがサーバーに取りに行くところから始め、数カ月以内には自動配信にも対応するとしている。
この他、日本向けモデルでは、NTTドコモのFOMAハイスピード(HSDPA)3.6Mbps、無線LAN機能(802.11a/b/g)に対応。1Gバイトオンボードメモリーと128Mバイトのフラッシュメモリーを搭載。GPSやBluetoothにも対応し、待ち受け時間は約13日。通話時間は約5時間。海外ローミングサービスWORLD WING(3G+GSM)により、海外でも利用できる。
NTTドコモでは、これまでに「BlackBerry 8707h」「F1100」「HT1100」といったスマートフォンをリリースしている。BlackBerry Boldに加え、09年までに10機種にまで増やしていくことを明らかにした。
Boldのターゲットも法人向けが中心だが、個人向け販売も従来より強化する考え。山田社長は「軸足は法人向けだが、まず法人7に対し個人3、これが6対4くらいになっていければ」と話し、現在はネット中心の販売を今後、ドコモショップや量販店にも広げる計画。iモードメールにも「来年のできるだけ早い時期」に対応する方針を明らかにした。
07年度の国内携帯電話出荷が5200万台だったのに対し、スマートフォンはそのうち2%程度と少数にとどまっているが、米国では今年第1四半期にスマートフォン比率が17%にまで高まっている。NTTドコモは国内市場でも普及が進むと予測し、09年度のスマートフォン出荷は150万~200万台程度に拡大すると見ている。今後、BlackBerryとWindows Mobile端末に加え、Android端末も投入するなどしてラインアップを充実させていく。

ソフトバンクモバイル-スマートフォン サムスン端末年内にも発売-
(2008/09/30  フジサンケイビジネス)

パソコン機能を取り込んだ高性能携帯端末「スマートフォン」の新製品開発競争に拍車がかかっている。
ソフトバンクモバイルは韓国サムスン電子製の最新端末を年内にも発売する。
今年7月に米Apple「iPhone 3G」を発売したソフトバンクモバイルは、年内に韓国Samsung製「OMNIA」を発売する方向で調整中。OMNIAはタッチパネル式のスマートフォンで、米国などで人気を集めている。日本ではメール用の「絵文字」機能も搭載する予定。
ソフトバンクモバイルは、台湾HTC製の端末を年内にも発売する計画だが、iPhoneに加え、海外の主力メーカーの端末を揃えることで、幅広いユーザー層への浸透を図りたい考え。
携帯電話の普及台数が国内で1億台を超え、市場はほぼ飽和状態。ネット接続やソフトウエアの運用機能に優れたスマートフォンは、法人やネットサービスを多く利用したい個人の需要を喚起できるとみられれており、PHSのウィルコムのほか、KDDI(au)やイー・モバイルも端末投入を明らかにしている。 

OKI-WAN側にモバイルWiMAXを利用する無線LANルーターを開発-
(2008/09/30  日経エレクトロニクス)

OKI(沖電気工業)の,WAN側の回線にモバイルWiMAXを利用する無線LANルーター。無線LAN機能を備えたパソコンやゲーム機などを,モバイルWiMAXネットワークへ接続するゲートウェイ装置として利用できる。
WiMAX接続モジュールを,USBコネクターで無線ルーター部と接続する形状になっている。WiMA接続モジュールは,無線LANルーター部から分離して,単独でパソコン用WiMAX-USBアダプターとしての利用も可能。別売の2次電池パックで駆動できる。09年度の販売開始を予定する。
WiMAX-USBアダプター部は,IEEE 802.16e-2005に準拠。最大送信電力は+23dBmで,MIMO Matrix A/Bに対応する。コネクター収容時の外形寸法は63mm×35mm×15mmで,質量は30g以下。対応OSはWindows VistaとWindows XP
無線ルーター部は,WPA-PSK(TKIP/AES),WPA2-PSK(TKIP/AES)に対応。機器との接続およびセキュリティ設定を簡単に行えるWi-Fi Protected Setup(WPS)機能を備える。10BASE-T/100BASE-TXに対応するRJ-45端子も1個備える。突起物を除く外形寸法は120mm×90mm×35mmで,質量は400g以下。

東芝-低価格ミニノート(Netbook)を国内PCメーカーで初投入へ-
(2008/09/30  Itmedia・日経)

東芝は29日、小型ノートPC「NB100」を10月下旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は7万円台半ば。国内大手PCメーカーが低価格ミニノート(Netbook)を投入するのは初。
8.9インチ(1024×600ピクセル)のワイド液晶ディスプレイを採用した。Atom N270(1.60GHz)、1Gバイトメモリー、120GバイトHDDを搭載。IEEE 802.11b/g対応無線LAN機能とBluetooth通信機能、USBポート×3を備えた。OSはWindows XP Home Edition。
サイズは225(幅)×190.5(高さ)×29.5(厚さ)mm(最厚部33mm)で、重さは約1.05kg。キーピッチは15.9mm確保し、ファンクションキーも備えている。連続駆動時間は約2.9時間。
これまであったノートPCブランド「dynabook」やモバイルノートシリーズ「Libretto」には属さない独立したモデルになる。
既に発売されている台湾メーカーの低価格ミニノートと比較するとやや高めの価格設定だが、Bluetoothに対応し30万画素のWebカメラを搭載するなど機能が充実している。
NB100は、主に2台目需要を見込んだ低価格ミニノートで、Netebookとも呼ばれる。Netobookは、Intelの提唱する規格の1つで「主にインターネットを利用」「画面サイズが10型以下」「45nmプロセスで製造されたAtomプロセッサを搭載」「OSにWindowsまたはLinuxを搭載」の4つの条件を満たしたモバイル製品を言う。

TDK-透明フィルムのTVアンテナを開発・将来は窓ガラスがアンテナ?-
(2008/09/30  産経新聞)

電子部品大手のTDKは、酸化インジウムすず(ITO)を原料とする透明な導電フィルムを使い、地上デジタル放送が受信できる「アンテナ」を開発した。TDK独自のフィルム製造法で、アンテナとしての機能に足りる水準までフィルムの導電性を高めることに成功。将来的には自動車の窓にフィルムを張り付けた「窓ガラス型アンテナ」などとして応用が可能という。
アンテナは導電フィルムをA4判サイズのプラスチック板に張り付けたもの。導電フィルムは、電気抵抗を示す抵抗値を1平方センチ当たり100~200Ωにまで低減させた。抵抗値が低く電気を通しやすい素材は、電波を吸収してアンテナとしての機能を果たすという。
アンテナの試作品では、おおまかに電波塔の方向にアンテナの面を向けると、鮮明なテレビ映像を映し出すことができた。
ITOは光を透過する導電材料で、薄型テレビの電極などに使われている。これまで高温でガラスなど耐熱性の高い基板に材料を焼き付ける製造法「スパッタ方式」が主流だったが、TDKは低温で基板に素材を転写する方式を開発。熱に弱いプラスチックを基板にした柔軟なフィルムを製品化させた。
TDKの方式は電気抵抗の低減が課題だったが、このほど抵抗値を50Ωにまで下げる製造技術を確立、今回は100~200Ωにして開発した。極薄で光の透過率が90%台後半の高い透明度を維持したまま、「スパッタ方式にも見劣りしない性能が出せるようになった」(開発担当者)という。
そのため、視認性が要求される車両の窓ガラスにフィルムを張り付け、車内のカーナビゲーションシステムなどの情報端末のアンテナとして使う用途も可能になる。この他、丸めてコンパクトに収納できる「曲がる電子ペーパー」の部材として利用できるほか、ITO材がすでに実用化されているタッチパネルの部材として軽量化や耐久性アップにつなげられる。