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PSP連携のHDD搭載DVD・世界初HD DVD対応ノートPC・PC受注・インド二輪市場

2006-04-14 17:06:18 | Dニュース

ソニー-携帯電話予約・PSPとの連携のHDD搭載DVDレコーダー-
(2006/04/11 CNET・日経エレクトロニクス)

ソニーは10日、デジタルハイビジョンチューナー内蔵のHDD搭載DVDレコーダー「スゴ録」シリーズ3機種を、5月19日より発売すると発表した。
今回発売されたのは、地上、BS、110度CSデジタルおよび地上アナログチューナーを内蔵したHDD搭載DVDレコーダー「RDZ-D97A」「RDZ-D77A」「RDZ-D87」の3機種。HDD容量は400Gバイト、250Gバイト、400Gバイトとなっており、録画した番組の見どころを中心に視聴できる「ダイジェスト再生」、携帯電話からの録画予約が可能な「携帯電話録画予約」といった新機能が採用されている。
携帯電話機から録画予約できる機能を使うためには、スゴ録はインターネットの常時接続回線につなぎ、携帯電話機には電子番組表(EPG)アプリケーション・ソフトウエアの「Gガイド番組表リモコン」をダウンロードする必要がある。Gガイド番組表リモコンは、インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)とディーツー コミュニケーションズが共同で開発し提供している。対応する携帯電話機は、現時点ではNTTドコモが発売する「SO902i」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)だけという。
RDZ-D97AとRDZ-D77Aに関しては、HDDに録画した番組をメモリースティック PROデュオ経由で、同社の携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」へ転送できる「おでかけ・スゴ録」機能を装備。
1時間番組を約3分で高速転送できる。
さらに、DLNA対応のホームサーバ機能が搭載されているのも大きな特徴といえる。著作権保護技術「DTCP-IP」(digital transmission content protection over internet protocol)規格に対応しており、HDDに録画したデジタル放送のハイビジョン番組を家庭内LAN経由で、他の部屋にあるテレビやパソコンから視聴できる。
このほか、高画質化技術として雑音除去機能、高音質化技術として波形成形回路や電源安定化回路、無酸素銅電源ケーブル、防振設計機構、高音質コンデンサなどを搭載。
希望小売価格についてはオープン価格だが、同社によると市場推定価格はRDZ-D97Aが17万円前後、RDZ-D77Aが14万円前後、RDZ-D87が13万円前後になるという。

東芝-世界初のHD DVD対応ノートパソコンを5月中旬に国内発売へ-
(2006/04/11 朝日新聞・毎日新聞・日経)

東芝は10日、次世代DVD「HD DVD(HD)」に対応するノートパソコン「Qosmio」を、世界に先駆けて5月中旬に国内で発売すると発表した。先月末にHD方式のDVD再生専用機を発売したばかりで、パソコンとの両輪でHD方式を早く普及させ、製品発売が遅れているBlu-ray Disc(BD)陣営との規格争いで優位に立ちたい考え。HD向けのソフトは今月中に映画など8タイトルが発売される。
新型Qosmioの店頭価格は40万円程度の見通し。17インチフルハイビジョン液晶画面を搭載。現行DVDの再生も可能。6月までに北米でも発売する。
調査会社ガートナーによると、東芝は05年のパソコン国内出荷台数シェアでNECなどに次いで4位、BD陣営を主導するソニーは5位。東芝は「市場規模ではDVD再生機・録画再生機よりパソコンの方が大きく、早めに対応機種を出すことで普及が進む」と判断。パソコン業界に大きな影響力を持つ米マイクロソフトとインテルがHD支持を表明していることも、追い風になるとみている。
一方、BD陣営は、ソニーがデスクトップパソコンとノートパソコンを今年の初夏までに国内外で発売する予定。

Compal-NECとLenovoからもノートパソコンの大型注文を獲得-
(台湾 2006/04/07 経済日報)

Compal(仁宝)は今年、米Dellからビジネス仕様ノートパソコンの大型注文を獲得したのに続いて、第2四半期にはNECとLenovo(聯想)からも大型注文を獲得する見通し。機関投資家はCompalの第2四半期ノートパソコン出荷台数が300万台に達すると予測している。
Compalは昨年からNECとの交渉を開始し、試験的に6万台を発注したが、今年からは本格的にNECの発注先となっている。LenovoもThinkPadの生産をCompalに委託する計画。

インドの二輪車市場-700万台に拡大-
(ニューデリー 2006/04/11 日経)

インドの二輪車市場が拡大している。ホンダが出資するヒーローホンダなど3大メーカーの販売台数(輸出含む)は、06年3月期に前の期比18.1%増加、国内市場全体で初めて700万台に達したもよう。07年3月期は同国の四輪車市場で首位のスズキが4年ぶりに二輪車に再参入し、販売競争が一段と激しくなりそうだ。
インドは中国に次ぐ世界第2位の二輪車市場。ヒーローホンダの06年3月期の販売台数は14.5%増の300万751台と、初めて300万台を達成。2位のバジャジ・オートは26.4%増の202万8000台、3位のTVSモーターも15.0%増の134万2000台と2ケタの伸びを確保した。


PC夏モデル・3.5インチHDD・たまごっちプラス・「レクサス」リコール・株券の電子化

2006-04-14 08:07:33 | Dニュース

国内パソコン各社-個人向け夏モデルは「地上デジタル」対応を強化-
(2006/04/13 毎日新聞・産経新聞)

日立製作所、東芝、ソニーは12日、個人向けパソコンの夏モデル新製品を発表した。12月までにすべての都道府県庁所在地で地上デジタル放送が始まるのに合わせ、各社とも地上デジタルが視聴できる機種を強化した。春夏のパソコン商戦の目玉としたい考えで、今月下旬以降に店頭に並ぶ。
日立は「Prius」Rシリーズの新製品5機種すべてに、地上デジタル放送と地上アナログ放送が受信できるチューナーを内蔵した。このうちデスクトップ型は、リビングでも視聴できるように26型の大型画面を備えた機種や、電源を入れて5秒で見られる機種など3種を用意した。店頭想定価格は23万~34万円。
東芝は、ノート型「Qosmio」シリーズの2機種に同社開発の小型チューナーを載せ、地上デジタルと地上アナログを受信できるようにした。画面は15.4型で横幅の広いA4サイズ。直径3センチのステレオスピーーカーで主に中低音を強調する。店頭想定価格は26万円。
ソニーは「VAIO」シリーズのうち、デスクトップ型の「type H」「type V」の各1機種に地上デジタルチューナーを内蔵する。店頭想定価格は32万~33万円。
富士通も11日に、2機種だった地上デジタル対応機種を13機種に増やすと発表。NECも同日、2機種追加して5機種に増やすと発表している。

日立グローバルストレージテクノロジーズ-3.5インチHDDに新ブランド-
(2006/04/13 日刊工業新聞・日経エレクトロニクス)

日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)は12日、3.5インチハードディスク駆動装置(HDD)のデジタルビデオ関連機器向け新ブランド「CinemaStar」を今夏に導入すると発表した。あわせて同社日本法人の田宮敏彦社長は同日の会見で、3.5インチHDD市場で08年度をめどに世界シェアを05年度比の2倍に当たる18%程度に引き上げる意向を明らかにした。
今夏に発売する「CinemaStar 7K500」は円板が2枚または3枚構成で、500Gバイトの記憶容量を持つ。デジタルビデオ機器や情報家電機器向けを想定している。すでに発売している「Deskstar」シリーズの姉妹ブランドとして扱うとともに、07年度には1テラバイトの新製品も投入し、3.5インチHDDを中核製品として扱う。
今後、同HDDの生産拠点である中国、タイの生産能力を増強していく計画。同社の05年度のHDD出荷台数は5840万台で、2010年度に2億台の達成を目指す。

バンダイ-「たまごっちプラス」が世界累計販売2000万個突破-
(2006/04/13 Itmedia)

バンダイは12日、携帯型ゲーム「たまごっちプラス」シリーズの世界累計販売数が3月末時点で2000万個を超えたと発表した。04年3月にシリーズ第1弾を発売以来、海外でも約1200万個を販売するヒット商品になった。
たまごっちプラスは、1996年に発売して国内外で4000万個を売り上げた「たまごっち」の新シリーズ。デジタルペットを育てて遊ぶのは初代と同じだが、赤外線通信機能を加え、他のたまごっちと“結婚”もできるなど、コミュニケーション要素を追加した。
第1弾の「かえってきた!たまごっちプラス」に続き、04年11月の「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」は携帯電話との連携機能を搭載。昨年11月から販売中の現行製品「「超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス」(税込み2940円)はPCとインターネットを使った通信機能も楽しめる。
これまで国内で約860万個、海外45カ国・地域で約1188万個を販売した。「小学生女児を中心に世界規模で人気」(同社)といい、特に欧州で人気が高いという。
国内では4月下旬から、アーケード用カードゲーム機「データカードダス」に、たまごっち本体と通信できる新製品を投入する。

トヨタ-高級ブランド「レクサス」で早くも2度目のリコール-
(2006/04/13 日経)

トヨタ自動車は12日、高級車ブランド「レクサス」4車種でシートベルトに欠陥があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。対象は約1万1000台で、3月末までの販売台数の7割に当たる。レクサスのリコールは3月末のエアバッグ不具合による14台に続き2度目。レクサスは「高品質」を売り物に販売するだけに、品質対策が進まないとブランド戦略に影響が出かねない。
今回のリコールの対象は昨年7月~12月に製造された「GS430」など4車種。シートベルトの巻き取り装置部品に製造不良があり、運転席と助手席のベルトが引き出せないことがある。昨年9月から236件の不具合報告があった。
トヨタは昨年8月、米国で成功した高級車ブランドとしてレクサスを国内に導入した。部品の生産段階から点検などの主要工程に従来のトヨタ車の2倍の時間を費やすなど高品質を前面に打ち出している。不具合があった部品は既に改良済みで「再びリコールを出さないように系列メーカーと品質対策を徹底している」(トヨタ役員)

株券の電子化が09年1月開始-同意手続きしないと売却制限?-
(2006/04/13 フジサンケイビジネス)

上場企業の株券を預かる証券保管振替機構(保振(ほふり))は11日、株券の電子化を2009年1月に開始することで証券界などと合意したと発表した。現物の株券はすべてペーパーレス化され、保振が株式の保有状況を一括管理する。株主が電子化への同意手続きを取らなければ、株式の売却機会などが一時的に制限される可能性も生じる。
保振が預かる株券は全体の75%(2005年末時点)。電子化されれば現物の株券はなくなり、保振に預け入れられていない残り25%の株券も保振が管理する。企業は株券の印刷や交付、返還のコストをなくせるが、保振に対して新たに運営経費を支払うことになる。電子化に伴う負担は株主には発生しない。
ただ、保振に株券を預けていない株主がペーパーレス化に同意しなかった場合、株式は自動的に「特別口座」に移され、担保に入れたり、自由に売却したりすることはできなくなる。また、名義書き換えをしていなければ、電子化と同時に所有権は株券記載の株主に移ってしまう。
保振は、放送局や航空会社、NTTなど外資規制企業における外国人投資家の株式保有状況をホームページを通じて毎日公表する。企業側に正当な理由があれば、保振は特定の株主の保有状況についても情報提供する。