だんなっちょんのブログ

ヤ〇トのセールスドライバーやってます。
競馬・飲酒・昼寝・スマホいじりが趣味の
甲斐性無しの二児の父

有終の美

2018-02-28 23:28:57 | 子供・育児
園では毎週マラソン大会が保護者公開の上に行われる。
長男坊は年少の時はずっとビリから2・3番目でヘラヘラ笑って走り話にもならなかったが
年中に上がってからは心変わりしたのか常に3着~4着を確保するようになった。
1着は一人だけ抜群に速い子がいるので不可能だと思うが、あと少し走り方考えれば
2着は夢ではないと思っていた。

朝、長男坊が気持ちよく「今日は1位とるよ」とたかだかに宣言。
あんなに速い子がいるのに達観することなく、前向きに「1位とる」なんて泣けてくる。
本当にアホ親である私の息子なのだろうか。

期待を込めて観戦に参加。
スタートの合図と同時に今までと違う動きを見せてくれた。
いつもは5・6番手からのスタートだったのだが、今日は積極果敢に好スタートを切り
2・3番手につけてのスタート。いつもと違う感じだ。

1着の子はやはり速い、2馬身3馬身4馬身・・・15馬身のリード。
やはり速すぎる。超人的だ。
我が息子はそのハイペースに臆することなく15馬身以上のリードからは
離されることなく2番手につけ、2・3馬身離れて3番手にライバルの子がひっそりと構える。

いよいよラスト1Fを切り最後の叩き合い。
熾烈な2着争いは激しい叩き合い。しかしラスト100mを切った段階で
最後は息子が2馬身・3馬身引き離して堂々の2着!!
親バカすぎて恐縮ですがちょっと涙がでた。

年少の頃はマラソン前の準備体操にも参加せずダラダラ園庭を遊びほうけ
走ってもニヤニヤヘラヘラフラフラしていた問題児が
顔を引き締め走り、有終の美の2着なんて、もう涙なしには語れません。

ゴールした直後の息子はすぐ私のところに寄ってきて「銀メダルだったよパパ!」と
報告。

づづけて「今日はキタサンブラックみたいな走りで頑張ったから2着だった」
とかいってくれて、周りの保護者もいるから、ここで競馬ネタは勘弁してくれ
と思ったが、感無量のほうが優ったので「おい競馬ネタはやめろ!」とは言わなかった。

何度もこの拙ブログで息子の育児に半端ないほど労力を費やした話をしたが
個人的には全力で遊び、全力で接し、全力で愛し、このマラソンは私も1度も休むことなく応援に
かけつけてきただけに、少し報われた気分になった。

3歳までに子供は一生分の親孝行をするというが
この子の場合はとりあえず5歳まで親孝行をしてくれたことは確定。
週末はおもいいっきり遊んでやろっと。ママの許可をもらっておもちゃを買ってあげてもいい。
いやぁ~楽しみだよ。





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