だんなっちょんのブログ

ヤ〇トのセールスドライバーやってます。
競馬・飲酒・昼寝・スマホいじりが趣味の
甲斐性無しの二児の父

少子化問題は女性の社会進出と大卒が増えたせい

2019-03-25 21:38:36 | 生活漫談
という問題点を触れると差別だの無関係だの思われるかもしれないけど
少子化問題におけるそこそこの部分を占めていると自分はいつも考える。

女性の差別解放や機会均等の名の元、女性の社会進出を訴えているが
実際経済的に問題がない女性は結婚してもまず働かずに専業主婦になることを
希望している人が大半だし、それに対する調査や現実的なものをネットでは
多くあふれているが、政治やメディアの世界で大きく扱われることは少ない。
女性の多くは専業主婦を望んでおり、働いている女性の大半が経済的に不安要素が
一定数存在するから「やむおえず」働いているだけに過ぎない。
だから「女性の社会進出」なんて格好いいフレーズで政府は煙に巻いているけど
実際は老後年金が出なかったり、増税ばかり相次いで社会福祉にまるで還元されていない
政府の無能さゆえに、自己防衛の為に多くの女性がやむおえず働いているにすぎないと思う。
女性が多く働けば世帯所得が増えて、政府批判の矛先を変えられるから
女性の社会進出をやたらと前に出して誤魔化し、少子化政策に対する
遅延に対する批判をそらそうとしているのでは・・・・という陰謀論さえチラつく。

またそういう女性が増えているのに対しての対策もお粗末だ。
育児休暇を取得することに対して積極的に寛容さを打ち出す風潮も少ないし
そもそも男性が育児休暇を取得するなどすればほとんどの人が「は?」という
反応を一瞬示すだろう。そういう価値観そのものを変えるための政策もやらないし
ようやく保育園無償かなんて乗り出しているけど、遅すぎるし某自治体の
真似事にすぎずに相変わらずのやる気のなさしか映らない。

それはさておきになるが・・・
個人的に一番この問題の根源的な問題は大学進学率の高さだと最近強く思う。
大学入ると22歳までの結婚は厳しいし、大学まで通って就職しないとなると
折角投資して入ったのにムダ金になるから、やはり仕事に就く、
仕事に就くとさすがにすぐに辞められない。新人という立場もあるし、仕事覚えてもいないのに
育児なんか始めると職場復帰した時風当たり余計きつくなるし、
女性は特に同性上司の顔色を強く伺うからどうしても育児や結婚は先延ばしになる。
22歳で入社しても3年で仕事覚えて、一人で動けるようになるのが25か26、そこで
結婚するのが準備を考えて27か28、ここまでキャリアを積んだ女性は聡明だから
しっかり蓄えや出産後のことを考えて、見ての通りどうしても30ぐらいからの出産になる。


30で出産すると、だいたい平均して3年開けるのが今も昔も変わらないから
次が33歳前後、そうなると次は36ぐらいになり生物学的にも肉体的にも色々辛い
ステージに立つことになる。それじゃ頑張って2人の子供が限界なのは明白。
だから女性の社会進出は絶対的に子供出産タイミングを遅らせ、3人・4人計画していても
年齢的に厳しい立場に追い込んでしまうということを私は言いたい。

大卒増える、社会進出が増える、大学期間中の4年と社会人慣れするまでの3年前後
ざっと7年の出産期待時間をロスすることになる。

そこで思うのが、大学のこと。
自分がちょうど小中学生ぐらいのころから訳のわからない大学がガッと増えた印象がある。
理系や看護・医療系の私立大学は実利性が非常に高いから気にはならないが、
就職しておおよそ役にも立たない学問ばっかやっている文系大学自体微妙な立ち位置なのに
なぜ私立大学でそういうのを大量生産してしまったのか・・・。
その結果、大学は金さえあれば誰でも入れるようになってしまい、車の免許同様に
「大卒」の肩書欲しさに凡そ自分で学問を身に着ける意思もない私(やその親)
みたいな低能が大量に大学に行く(行かせる)ようになってしまった。

何十年も前なら18で働いていたような層も22まで遊び惚けて、バカレポートを
ネットや本で書き写すだけの4年間なのに、無駄に数百万の金を親に負担させる
構造を作ってしまった。この数百万のお金がまさに親世代における将来の見通しの
不安さを増長させる結果になり、子供を作ることに本当に頭を悩ませる結果を生んでいることを
自分は親の立場から本当に政府関係者に強く分かってほしいと強く願う。

実現は極めて難しいが、国立大学はどこも優秀な子がいくから現状維持でとりあえずよし
私立大学は偏差値60もいかない文系大学や具体的な高い進路や資格実績のない大学は
全部廃止してもいいと思っている。

ただそれは本当に難しいから、もっと「高卒という枠」に魅力を貰えるようにするのは
できるのではないかと思う。
例えば一定水準の大学合格を見込めない公立の普通科高校は全部廃止にして
全て実業高校にし、場合によっては年数を4年まで伸ばす。
文科省が求める必要カリキュラムを取得した後の最後の1~2年は
部活動をやらず訓練校等と提携してでも徹底した資格取得のためのプログラムを組む。
安っぽい資格ではなく、くいっぱぐれにくい一生ものになるものを厳選する。

例えば自分も大した資格がないが、再就職した時欲しいなぁと思った資格が結構ある。

・危険物取扱者乙4以上
・大型一種免許
・フィナンシャルプランナー
・フォークリフト
・行政書士
・二種電気工事士
・冷凍機械責任者
・消防設備士
・医療事務
・漢検

などなど。

なにが現実的で何が一番いいのかは実業高校出身者のプロの意見を拝聴するのが
一番だろうが、まぁ人生はみ出しまくりの負け犬おっさんの自分がいうのは
資格をもっと取っておけばよかったなぁ~もっと取らせる教育欲しかったなぁ~
なんて本当に思ったからね。日本人は安全志向だから将来困ったときにあったら助かるかも?
という資格はどの実業校の生徒限定で取らせるよういろんな支援策があってもいいと思うんだがな。

くいっぱぐれない資格をぎっしり詰ませた高校生と
意味の分からない私立文系大卒どっちが価値が高いのかちょっと考える機会を作っても
いいと思うんだ。18歳までなら遊びをあまり知らないし
制服をビシッと着せてビシッと先生が教えれば、勉強が苦手でも一定の成果は
上がるのではないだろうか。

自治体の力にやっぱり頼ることになってしまうけど、高卒に輝くを与える仕組みに
成功したら、大企業が高卒枠を拡充してくれるかもしれないし、高卒で正社員になれば
人生設計が人より早くなり、結婚も早くなり、子供を産むタイミングが絶対的に増えて
少子化問題の足しになると思う。親も18まで働いてくれれば経済的負担がグッと減るし
子供の結婚や出産や新築祝いに残すこともできる。ケチって老後の足しにもできる。

個人的な話で恐縮ですが、私の今働いている職場の9割は既婚者であり、
殆どが20代前半で結婚し、子供は3人がほとんど。ほとんど私の子供よりはるかに年齢が上の
子供ばかり。大学卒は3割程度で大半が高卒。

ところが20年近くかかわってきた前業界の結婚率自体が半分以下で既婚者のほうが少なく
子供も3人いる世帯は殆どいなかった。
勿論前業界の社員は100%大卒だらけ。特殊な業界だからというのもあるが
大卒の結婚と出産の遅さは深刻なのを痛感した。
18歳で働きに出るのは思うほかに意味が強く、結婚や出産の余裕を強くするのではないだろうか。

兎に角意味の分からない大卒を減らしてほしいと願うあまりである。
我々は特に女性を中心に誤魔化しでもいいからインテリになろうとしすぎではないのか?
文系大学に出て9割が学んで将来生かせることなんて何一つない、
それを生かせる人間は本当のスペシャリストであり天才だ。