だんなっちょんのブログ

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甲斐性無しの二児の父

1月29日(日曜)日記 レイクタウンで知った現代を生きる若者の今とその価値観

2012-01-30 01:08:06 | 生活漫談
さすがにこの日は驚きの連続であった。



正直申し上げますとこの日驚くのは、宇都宮市にお昼に食べに行った
二郎系ラーメンの「武丸」だけの予定だった。
ごっつい麺に塩っぱいスープに分厚いチャーシュー・・などなど
事細かく語る予定だったのだが、さすがに何事も優先順位というものはある。
この日人生始めて二郎系ラーメンを食べた感想より
その後向かったレイクタウンで起こった出来事と知った出来事のほうが
遥かに驚かされたからだ。


1つめに驚いたことは
越谷レイクタウンで子供用品を取り扱うショップを妻と眺めていたら
自分の目の前にいた4人家族の親子連れの中の1~2歳前後の
男の子が四つん這いになって、ガラス製品や小物が並べてある商品棚の
狭い隙間を縫って中に侵入。今にもモノが崩れ落ちそうというより
崩れ落とそうというそういう状況。
ところが誰もそれを咎めようとも止めようともしない。
自分の価値観や常識の中では、こういう状況であるならば
当然一緒にいる親が注意するのは当たり前だと思っていたものだから
正直どこか迷子の子供が店の中に紛れて荒らしているのかな?
と思って見ていた。だから監督者が居ないものだと判断して
今にも注意して止めようと思っていたところだった(今でこそ思うのが注意できなかったことが正直悔しい・・)
ところがそうではなかった。
母親と父親はそれを放置してレジに並びだしもう一人いた4~5歳
の長女らしき子が「だめだよ」と遠くで1回注意するのみ。
さすがにレジで見兼ねた店員が走って、その子を注意しに向かう

「だめだよこんなところに入ったら」

その子を抱きかかえて棚の外に出す。
その子は無言でその親の元に向かって走る。
その間、両親はまったくしかる様子も咎める様子も、
ましてや店員に対して
「すみませんでした」の一言も無し。ただ見ているだけ。
その後何事もなかったように子供と一緒に店を出ていきました。


自分の価値観や常識を基準に言わせて貰うけど
「信じられない・・」と本当の本当に言葉になりませんでした。
リアルで背筋が久しぶりに凍りました。
しかも一見風貌の悪いDQNとか半端者ではなく、
普通の家族連れっぽかっただけにその落胆度は半端無しの状態。
これが今の日本人なのか?あれが常識なのか?
それとも昔からこういう人間ばかりなのか?
いや・・自分が生まれ育った環境や今まで生きてきた中で
ああいう常識外れというか奇想天外な行動する人間は始めてであり
俺がただの世間知らずなのか?
いや俺が間違っていてもあれだけは解せぬし許される状況ではない。
妻も「あんなもんだよ今のDQN親は・・信じられないよね」
と云ってはいたが、いやいや昔はどんなDQNだろうが
子供のああいう状況は簡単に許さなかっただろうし
店員に叱られれば「すみません」ぐらいは言ったもんじゃないのか?

子供の不始末を止めることも代わりに謝ることができない親。
何度考えてもあれはダメだと思う。
そりゃ未だに子供を持たぬ半端者の自分が言うのは大それたことなのは重々承知。
だがあの状態をそのまま放置していくと子供は善悪の判断が全くつかずに育ってしまうだろうし
親を信じられなくなると思う。だって親は自分が悪いことしても
咎めないし、店員に叱られても代わりにかばってもくれないんだから。
親が謝る姿を見て「悪いことをした」と自覚する、させるケースじゃないのかあれは。
いやいや・・あれはグレると思うぞ・・。
いや、今は「グレない」時代なのかもしれないが。


DQNといえばもう一件。
7-8人連れ10代前後のDQN若者達を休憩スペースで発見。
どうやら警備員とそこでもめていた。
警備員はその若者グループの中の一人の腕を強く握りしめ
どこかに連れていこうとしている。
当然その警備員は強く怒っている様子。
腕を握られ連行されそうになっていた少年は必死に強がって
あーだこーだ文句を言いながら反発。
業を煮やした警備員は力づくで少年を引っ張って奥につれていった。

この間自分はその少年より周りのツレをずっと見ていた。
年頃の少年、そりゃ道を外して迷惑をかけることぐらい全員とは言わずあるさ。
俺だっていろんな人に迷惑ばらまいて生きてきたんだから。
だからこの少年をどうこうは何も思わない、どこにでもいる悪ふざけが
過ぎる少年である。
一番気持ち悪いと思ったのはその周りの友達らしきツレ?
警備員ともめている間周りでニヤニヤ見ているだけで
少年が奥に連れて行かれる間もずっとそのままニヤニヤしているだけ。
これは俺の中のでは驚き。

そりゃ少年一人が悪かったんだろうけどさ
一応友達だろ。少しは友達をかばったり間に入ったりすればいいのに
少年単独の勝手な行いでああなったのかもしれないにしても
何も少年が揉めているのを周りで7-8人雁首そろえて
ニヤニヤ見ているだけってのはどうなの?って思った。
友情ってあんなもんなのか?余りにも軽すぎてビックリした。
その少年はさらし首状態だぞ。


最後に驚いたのは、ツイッターでも呟いて何人かの良識ある
フォロアーさんのご意見を拝借してビックリしたのだが
今の若い世代って和式便所は滅多に使わない・というより
使えない人が多いということ。
実際NHKでも持ち上げられたこともあるテーマ見たく
いやいや情弱の自分が恥ずかしくなりました。
和式便所が使えないとか使わないとか考えたこともなかったのですが
いい勉強になりました。

用を足したあと、隣に和式便所が余っていたのにも関わらず
自分の洋式便所の前で待っていた若者を「気持ち悪っ」って
思ってしまった無礼を謝らないといけません。
確かに考えてみれば、今の小中学校の施設から各公共施設の
殆どが洋式なんですよね。これが10年・20年ぐらい前は
そうでもなかったし、ましてや自分の出身小中高校、デパートや鉄道各種公共施設9割が和式だったのに・・。
いやぁオッサン世代になってきたんだなって改めて自覚。
気が付かないうちに自分の中で思っていた常識や価値観は
簡単に変わっていくもんなんですね・・。

ってことは和式便所ですら普段接触の薄い今の若い世代の方々からすれば、

「汲み取り便所」なんて見たことも聞いたこともない人ばっかなのだろうな。
都心部生まれの人は私と同世代の方で遭ってもご存じないかもしれませんが・・w
いやいやあのおっそろしいトイレは幼少時代の祖母の家がそうでして
行くたびにあのトイレを克服しないといけなかったのは辛かったなぁ・・・
トラウマってやつですねw

なーんて語るようになったってことは
自分もいい大人ってことなんですよね。
自分が小さくて若いころ、伯父さんや叔母さんがよく昔はこうだって
語っていたものですが、それと一緒ですね。
まだまだ若者だ!と思っていたんですが、今日の出来事は
さすがに価値観や考え方を塗り替えられる出来事が多すぎて
色々勉強になりましたよ。