だんなっちょんのブログ

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甲斐性無しの二児の父

1月20日(金)日記 三者面談を迎えて

2012-01-21 01:36:38 | 生活漫談
明日は最終三者面談となる。
毎年のことではあるが教える側からすれば全員志望校合格は切なる願い。
が、これも非情な競争社会である以上、頑張って結果が反映される者とされない者に分かれるのもまた事実。人間は同じではない。
ここに来て垣間見えるのが人間そのものが生まれつき備えている「絶対能力」。簡単に言えば「頭の良さ」である。

特に女子が一番最初に壁に当たりやすい。
男子と女子の本質的なキレ。要するに理系的な部分で追い越せない差を
感じるのもこの時期である。こればかりはしょうがない。
理系的センスは幼少時代から小学生前半部分でほぼ決定づけられる能力だし、
そもそも女性の脳の大半が生物学的に理系的な部分が苦手なようになっている。だから毎年のことではあるが典型的文系女子が最初に挫折を覚え始める。
無論「自分が数学・理科が苦手・出来無い」を悟ってから
負けるかという気持ちで食らいつく者もいる。能力がなければ努力でカバー。そういう子は実際理系センスのあるものと比べれば何倍もの努力が強いられる。それを受け入れられるか否かがステップアップの鍵となる。

逆にその現実を悲観して気持ちが折れる者はやはりそのレベルにとどまってしまうだろう。女子の決め手は数学をいかに踏ん張るか。
理系的な女子も勿論存在するが、本質的には7割から8割が文系。
男子の理系率には遠く及ばない。
普通の努力ではだめなのである、男子の何倍もの努力をしなくてはならない。
何年も見ていて、この時期トップ高校を志望する女子は、例え自分が文系であっても鬼のように数学に食らいついてくる。男子の数十倍の勢いで問題にあたる。そういう苦難を乗り越えた者がトップ校合格、将来旧帝大を始めとするトップ国公立や医歯薬系大学に進学することを実現させるのである。

小学生から中学3年まで一貫して教えているから、教える側からすれば
小学生の算数の最初の2・3回の授業でだいたい把握できてしまう。
口には絶対出せないが、「ああ、この子は理系だな」とか「センスないから苦しむだろうな」とか簡単に判断できる。
無論底力を見せない、目覚めてない成長の遅い子もいるし
100発100中ではないが、9割はだいたい当たる。

一番注目するのが文字である。

・文字は「やや」下手な部類だが、早くて端的である。
・文字が小さい
・無駄な計算を書きたがらない。
・絵がうまい。図形が旨いならなお良し。
・筆圧が薄い
・やや角張った文字を書く

※「汚い文字」の子は単純に未熟なだけで未知数に留めておく。
まぁ大抵頭はよくない子なのだが、
たまにヤバいのがいるからはっきりとは
言い切れない部分がある。理系は文字に現れる。



脱線してしまった。要はいかに数学が苦手な子を納得いく成績を出させるかどうかが塾で食っていく上で一番のキーとなる。
数学は本質的な能力が左右され科目であるのに、それを理解できないのか
わが子の能力の低さを認めないのか、まぁいずれにせよ金を出して通わせている塾に当たる。
勿論これが悪いとは思わない。真摯に受け止めなければならない。
なんせ教えて食っている以上、成績が出ないなら存在価値ないからである。
文系に数学で点数をつけさせるかどうかが小規模塾で生き残る決め手となる。うちは自分で言うのもなんだがウチは理系が本当に強い。
別に文系の先生を責める訳ではないが、同じカリキュラムと授業でありながら数学と理科の偏差値がずば抜けて高いからである。
多分その辺を評価されて生き残っているんだろう。
逆にそれが出なくなったら・・・こんな時代である
多分ウチぐらいの規模の塾なら真っ先に潰れるだろう。

塾激戦地域でやっている以上生き残りを賭けて、今後更に邁進していこうと思う。特にサポート面に今年は力入れたいかな。
塾生き残りの鍵は授業力4でサポート力6と見ている。
そのサポートに当たるのが明日の三者面談だったり、日々の細かく幅広い個別指導や生徒との談笑といったサービスの部分。
結局は営業やコミニケーションありきなんですよねぇ(笑)