庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『エウレカセブンAO』第21話

2012年09月25日 22時12分29秒 | Anime・特撮
どうやら放送は今週の22話で終了。その後、11月に残り二話をオンエアという事になるようですね。余り間が空かずに見られそうですが、時間帯はどうなるのかな。なんか早朝4時くらいになりそう(;´Д`)。

さて、そんなこんなで「次なる船出はエレナです(『ザブングル』のナレーションby銀河万丈氏風に)」。
結局、エレナは1980年代にカリブ海で起きたスカブバーストからエウレカによって助けられ2020年に到着。エウレカが時間移動する時は、元の世界(テレビ版?)を通らなければならないので、そこを見たエレナは自分がその世界からやってきたと勘違いしたと……。
う~~ん、まあネタとしては面白いのですが、終盤で展開も押し詰まった時期にやられるとなあ(;´Д`)。特にまだまだ謎が多いので、エレナの正体がそれを解くカギになるかもと思っていたので、肩すかしな感じは否めません。中盤くらいで消化していればまた印象も違ったのでしょうが。それにアオも一旦、連合軍に行って戻ってきたので、またかいという感じもしますし。
しかしこうなるとエレナが殺したというミラーとは何者だったんでしょうなあ。そもそもミラーは実在したのか、エレナの脳内設定ではないのか。もっとも連合軍は確かにエレナが流していた情報を受け取っていたので、それなりのルートは存在していたはずです。またエレナが情報を流している事に勘づいたガゼルたちがその素性を調べようとした時、ブラン社長がそれとなく誤魔化したのも今となっては真意がよく分かりませんな。ブラン社長はエレナの正体を知った上で敢えて泳がせ、ガゼルたちがそれを突き止めるのを妨害したように思えたのですが。
そもそも今までアオの前にしか現れなかったエウレカが、今回に限ってエレナとマギーの居る米空母のハンガーに現れた辺りは、さすがにちょっとご都合主義ではないかと(;´Д`)。

そのエウレカや日本にいる頭だけシークレットが「この世界」の過去や歴史と言ってますが、この場合の「この世界」とは何を指すのか。一度、クォーツガンでこの世界は改変されているわけですから、エウレカやシークレットはそれをふまえた上で「この世界」と言ってるのか。それとも現在のノースポールライトがある世界と、元の世界には、それぞれエウレカとエレナが別にいるのか。マギーが一瞬、元の世界の記憶をフラッシュバックするシーンがありますが、あれは並行世界を知覚する能力がトラパー適合者に備わっているのか、あるいはクォーツガンは世界を改変するのではなく、そこにいる人間をごっそり別の世界へ連れてきて上書きしてしまうのか(手段が違いますが『ストーンオーシャン』のプッチ神父のメイドインヘブンみたいなものですか)。

それはそうとナルが普段から家でちゃんと生活してるのには笑いました(^^;。トゥルースと連れだってどこをほっつき歩いているのかと思っていたら、実はちゃんと家で生活していたんですかね。トゥルースが呼びに来る時は、ちゃんと呼び鈴を押して「あの、ナルさんいらっしゃいますか?」とか呼び出していたり(笑)。ナルの家、変な構造をしてるなと思ったら、あれは天水を溜めるようになってるんですな。

残り合計三話という事ですが、どういう風に決着をつけるのか。まださっぱり見えてきませんねえ。レントンは出てくるのでしょうか。