もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

日々反省。

2009-10-11 23:26:04 | 腐女子の御伴
カキしていてワタシなりにあれやこれ色々と考えて居るのですがなかなかプラスにならんのです。腐女子の神様お願いだすよ、このもぐ菜に文才をくださいまし(´o`)

霧島さんが今晩、本多君に付き合う様に言いましたが霧島×本多と言うキワモノはございませんのでご安心してください。

眩惑 (5) 鬼畜眼鏡 片桐 end No.11その後偽造編 キクチマーケティングサイド

2009-10-11 19:16:50 | 腐女子の御伴
         *ご注意*


*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*


一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。





眩惑 (4)





         眩惑 (5)


霧島がキクチマーケティングの営業8課に戻ると本多の姿もなく霧島より一足早く戻った女子と留守番係の女子だけである。

「お帰りなさい。」

「ただいま帰りました。」

「また、御堂部長さんから何か言われました??」

「特に何も言われておりませんよ。」

「なら良かったです。」

そう言うと女子は自分のデスクに戻って行く霧島は自分のデスクチェアーに座り席を外した時に提出された書類に目を通していると。

勢いよくオフィスのドアがノックされて本多が入って来て機嫌の良い表情である。霧島が戻って来て居る事を確認すると本多は霧島のデスクに近寄って来る。

「霧島副主任、聞いてくださいよ!!」

「本多君の話を聞く前に佐伯君から御堂部長の執務室へ来る様にと言われませんでしたか??」

「取引先から…電話が急遽に…‥」

「なら御堂部長に電話を自分でするなりして意思表示はするべきですよね。」

「克哉には…」

「佐伯君に頼んだからではなく連絡は自分でする様にしなさい。」

「はい。」

「持ち帰った仕事は出来る範囲で今日中に片付けなさい。無理なら私も手伝いますよ??私と今晩付き合って頂けますか。」

「給料日前で俺、財布が寒いんです。」

霧島はニッコリと笑い。

「私の奢りでどうでしょう。いつものアノ店でしたら本多君の好きなだけ奢りますよ。」

それを聞くと本多はさっきまで叱られた子供の様にしょげていた表情がパッと明るくなりガッツポーズまで取っている。

「持ち帰った仕事が終われば調度良い時間になり上がれるはずです。」

「良いんですか??こんな給料日前なのに。」

「そう思うなら片付けなさい。」

「はい。」

本多はご機嫌良く自分のデスクに戻りデスクチェアーを引きどっしりとデスクチェアーに座り持ち帰った仕事の書類を鞄から出し取り掛かった。

霧島は時計を見ると時間は17時半で8課の面々が帰って来る時間となり霧島も慌ただしく今日最後の仕事をする。

そうこうして居ると時刻は18時半になり業務終了時刻となる。今日は水曜でノー残業日であるが営業8課は無駄な残業をしないさせないで効率的に仕事をしているので一斉に上がる。

霧島はオフィスの照明電気を消して戸締まりを済ましオフィスのドアの鍵をしめて廊下で待っている本多に声をかけた。

「お待たせしました。宿直室に鍵を渡してから行きましょうか。」

「はい。」

霧島は本多を伴い宿直室に寄り鍵を渡しキクチマーケティングのビルを後にした。歩いて駅に向かい有楽町駅に向かう8課が飲む時は有楽町の陸橋ガード下の飲み屋と決まっている。

本多と霧島が歩いていると後ろから女性に声をかけられて本多と霧島が振り向くと紺色の上着と白のブラウスで紺色のスカート。私服に着替えた岩永だった。

「せっかく霧島さんに久しぶりにお会いしたのだから私もご一緒して宜しい??」

「霧島副主任の知り合いですか??」

「えぇ、古くからの奇縁の友人です。」

「そうそう。」

「今日は本多君と男性同士で積もる話しをするので今晩はご遠慮ください。」

「いぃじゃないですか!!俺は大歓迎すっよ。」

「じゃ、本多さんが良いと言うなら良いでしょ??霧島副主任さん。」

そう言うと岩永は霧島にひょいと近寄る。

「色々と重要な事を話すと言うのに困りますよ。」

と云いながらも霧島もまんざらでもなく駅へ向かう、本多はなんとなく不思議になり霧島と親しく話す岩永に話しかける。

「あの、お名前は??」

「岩永千代と申します。貴方は??」

「本多憲二です。岩永さんは、どこの部署ですか??」

「MGNの総務部です。」

霧島は岩永に話す。

「総務部の割には早いですね。」

「えぇ、自分の仕事はちゃんと片付けて終わってますわよ。」

本多は霧島と仕事をして1年と約半年になるが岩永の会話を聞きながら本多は霧島が今までに見せた事のない優しい眼差しで岩永を見つめているの見る。

「貴女、口紅ぐらいは‥」

「化粧品は何が何だか分からないの、店員さんに聞くとあれやこれと押し付けるし。」

「マジですっぴんなんですか!?」

「ファンデーションの変わりに塗るクリームみたいのは塗ってるのよ。」

「化粧と言うものはただ綺麗にするものではなく、会う人に与える印象をよくする為のものでもあるのです。」

そう言うと霧島はデパートの入口で止まる。

「なら私が、貴女に似合う口紅でもお見立て致しましょうか??」

「ほんと??でも…」

霧島の言葉に何故か岩永は表情を曇らせて俯く、本多は不思議がる女性であれば喜ぶはずなのにと思う。

そう言うと霧島はデパートに入って行くと岩永も霧島の後を追う様にしてデパートへ本多も2人を追う様にしてデパートへ入って行く。



眩惑 (6)