今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 衆院定数是正―いつまでサボるのか
・ ベトナムに原発―国益不明の輸出やめよ
読売新聞
・ 竹島・尖閣審議 民主は「配慮外交」を反省せよ
・ ロシア経済 WTO加盟で自由貿易促進を
毎日新聞
・ 原発選択肢 道筋を示すのは政治だ
・ 地方公務員給与 自主的な抑制努力を
日本経済新聞
・ 日本取引所は市場の活性化へ主導的役割を
・ 改革徹底で信頼される警察に
産経新聞
・ 都の尖閣調査 上陸許可が抑止力になる
・ 干魃と不作 食糧危機の足音が近づく
中日新聞
・ 原発ゼロ 熟慮の民意が表れた
・ 首相親書返送 対話の道は閉じるな
※ 中日 「二〇三〇年の原発比率をめぐる「国民的議論」の結果が出た。負担増を受け入れても安全を優先させたい「原発ゼロ」の民意が読み取れる。国民の覚悟の選択を、政府はただちに尊重すべきだ。」
「負担増を受け入れても」とは本当でしょうか?
安全を優先とは本当でしょうか?
「絆」と言っておきながら、いざがれきの受け入れとなると反対するのが、残念ながら今の日本の現状です。
本当に負担を受け入れるのでしょうか?
ゼロシナリオとはこうです。
・ 太陽光パネルを1200万戸に設置します。
25年で耐用年数が来る太陽光パネルを、新築は必ず、新築でない家でも家を補修工事をして設置します。
補修工事だけでも数百万は下りません。
ソーラーパネル(システム)の平均価格は、1kwあたり69.6万円ですが、そのうち新築物件では57.1万円、既築住宅の設置では74.1万円だそうです。
3kw~4kwが普通ですので、計算してみてください。
参考までに、平成15年現在、一戸建ての家は、26,491,200戸です。
2軒に1軒、太陽光パネルを付ける計算です。
・ 重油ボイラーは使えなくなります。
冬の温室栽培は重油ボイラーは欠かせません。使えなければ壊滅です。冬の野菜の値段が大幅に上がるのは必至です。
LSA重油は、ビル・ホテル・寮・病院・学校の暖房・給湯用、食品工場の加熱用、クリーニング工場のプレス・温水供給に使われています。
HSA重油は、低硫黄のLSA重油を特に必要としない非自動車用ディーゼルエンジン、工場、病院、学校、ビルなどの小・中規模ボイラーで使われます。
これらが使えなくなるのです。
北海道の家庭の暖房は、平成24年度春季の数字で79%が重油ボイラーです。
これらも使えません。
・ ガソリン自動車が市街地の中心部に入れなくなります。
生産も3割までに抑え、電気自動車が主力になります。
ガソリン車の部品点数は約3万、電気自動車は約1万点です。
エンジンのように高温部分がないので、ボンネットも鉄の必要はなくプラスチックとかカーボンファイバーでも代用できます。その結果、車両重量は軽くなるので燃費ならぬ、走行エネルギー効率はますます上がります。また部品点数が1/3ということは、故障発生確率が格段に少なくなるわけです。
自動車の中小部品産業は壊滅的な打撃を受けます。
産業構造も大きく代わるでしょう。
ただし、バッテリーの寿命はまだわかりません。ニッケル水素電池からリチウムイオン電池に替わったので、どれだけ寿命が延びるか楽しみです。
以下略します。
・ 電気料金は大幅に上がります。
・ 東京都の倍の面積の風力発電地帯が必要です。
ゼロシナリオは結構ですが、これらが自分に降りかかってくることを理解した上で選んでほしいと思うのです。
安全のためなら仕方がない?
いいえ、それでも日本は安全ではありません。
中国は、2050年までに、230基の原発建設を計画しています。
中国製の原発を信頼しますか? あの高速鉄道を見ると、私には疑問です。
もし事故があれば、(季節によりますが)日本で黄砂の降る地域は確実に被爆します。
ゼロシナリオは、世界で一緒にゼロにしたときに、初めて安全といえるのです。
朝日新聞
・ 衆院定数是正―いつまでサボるのか
・ ベトナムに原発―国益不明の輸出やめよ
読売新聞
・ 竹島・尖閣審議 民主は「配慮外交」を反省せよ
・ ロシア経済 WTO加盟で自由貿易促進を
毎日新聞
・ 原発選択肢 道筋を示すのは政治だ
・ 地方公務員給与 自主的な抑制努力を
日本経済新聞
・ 日本取引所は市場の活性化へ主導的役割を
・ 改革徹底で信頼される警察に
産経新聞
・ 都の尖閣調査 上陸許可が抑止力になる
・ 干魃と不作 食糧危機の足音が近づく
中日新聞
・ 原発ゼロ 熟慮の民意が表れた
・ 首相親書返送 対話の道は閉じるな
※ 中日 「二〇三〇年の原発比率をめぐる「国民的議論」の結果が出た。負担増を受け入れても安全を優先させたい「原発ゼロ」の民意が読み取れる。国民の覚悟の選択を、政府はただちに尊重すべきだ。」
「負担増を受け入れても」とは本当でしょうか?
安全を優先とは本当でしょうか?
「絆」と言っておきながら、いざがれきの受け入れとなると反対するのが、残念ながら今の日本の現状です。
本当に負担を受け入れるのでしょうか?
ゼロシナリオとはこうです。
・ 太陽光パネルを1200万戸に設置します。
25年で耐用年数が来る太陽光パネルを、新築は必ず、新築でない家でも家を補修工事をして設置します。
補修工事だけでも数百万は下りません。
ソーラーパネル(システム)の平均価格は、1kwあたり69.6万円ですが、そのうち新築物件では57.1万円、既築住宅の設置では74.1万円だそうです。
3kw~4kwが普通ですので、計算してみてください。
参考までに、平成15年現在、一戸建ての家は、26,491,200戸です。
2軒に1軒、太陽光パネルを付ける計算です。
・ 重油ボイラーは使えなくなります。
冬の温室栽培は重油ボイラーは欠かせません。使えなければ壊滅です。冬の野菜の値段が大幅に上がるのは必至です。
LSA重油は、ビル・ホテル・寮・病院・学校の暖房・給湯用、食品工場の加熱用、クリーニング工場のプレス・温水供給に使われています。
HSA重油は、低硫黄のLSA重油を特に必要としない非自動車用ディーゼルエンジン、工場、病院、学校、ビルなどの小・中規模ボイラーで使われます。
これらが使えなくなるのです。
北海道の家庭の暖房は、平成24年度春季の数字で79%が重油ボイラーです。
これらも使えません。
・ ガソリン自動車が市街地の中心部に入れなくなります。
生産も3割までに抑え、電気自動車が主力になります。
ガソリン車の部品点数は約3万、電気自動車は約1万点です。
エンジンのように高温部分がないので、ボンネットも鉄の必要はなくプラスチックとかカーボンファイバーでも代用できます。その結果、車両重量は軽くなるので燃費ならぬ、走行エネルギー効率はますます上がります。また部品点数が1/3ということは、故障発生確率が格段に少なくなるわけです。
自動車の中小部品産業は壊滅的な打撃を受けます。
産業構造も大きく代わるでしょう。
ただし、バッテリーの寿命はまだわかりません。ニッケル水素電池からリチウムイオン電池に替わったので、どれだけ寿命が延びるか楽しみです。
以下略します。
・ 電気料金は大幅に上がります。
・ 東京都の倍の面積の風力発電地帯が必要です。
ゼロシナリオは結構ですが、これらが自分に降りかかってくることを理解した上で選んでほしいと思うのです。
安全のためなら仕方がない?
いいえ、それでも日本は安全ではありません。
中国は、2050年までに、230基の原発建設を計画しています。
中国製の原発を信頼しますか? あの高速鉄道を見ると、私には疑問です。
もし事故があれば、(季節によりますが)日本で黄砂の降る地域は確実に被爆します。
ゼロシナリオは、世界で一緒にゼロにしたときに、初めて安全といえるのです。