goo blog サービス終了のお知らせ 

あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

建中寺~文化のこみち

2011-05-11 05:43:50 | 取材・旅行
昨日、人間ドックが早く終了したために、取材へ行ってきました。

今こだわっているのは、古地図と現在の比較です。



この地図は、正徳4年(1714年)の「尾府名古屋図」の一部です。

正徳4年と言えば、新井白石による正徳の治の時代です。

この地図の建中寺から、西の主税町の方へ向かって歩いてみました。

まずは、建中寺です。



第2代尾張藩主徳川光友が、父・義直の菩提を弔うために建立た浄土宗の寺院です。
かつては広大でしたが、今では東区役所、東海高校、あずま中学校、筒井小学校などとなっています。



第2代尾張藩主徳川光友の廟・御霊屋。
中は見ることが出来ません。



その西に、県立愛知商業高校があります。



名古屋陶磁器会館です。



 昭和7年、当時の名古屋陶磁器貿易商工同業組合の事務所として建設されました。
 陶磁器輸出では日本の中心だった名古屋陶業界の本拠地でした。



http://nagoya-toujikikaikan.org/index.html

堀美術館です。



http://horimuseum.jp/

「尾張藩士禄五百石 高梨五左衛門」の碑がありました。現在は妙道寺になっています。



橦木館(しゅもくかん)です。

 陶磁器商として活躍した井元為三郎の邸宅です。

 武家屋敷当時の区割りを利用して、和館、洋館、東西二棟の蔵、茶室、庭園が残されています。

 橦木館の洋館にはステンドグラスが贅沢に使われており、為三郎は輸出陶磁器の商談を行うため、多くのバイヤーを招待していたと言われています。



http://www.shumokukan.city.nagoya.jp/index.htmlhttp://kimama-go.rdy.jp/nagoya/sirakabe/shumokukan.html
http://www.futabakan.city.nagoya.jp/data/f023.html



左がヨーロッパのもの。右がそれを真似たもの。



橦木町筋の伊藤家住宅、大森家住宅です。



カトリック主税町教会です。

名古屋・岐阜地方に初めてカトリックの教えを広めた井上秀斎がテュルパン神父と共に造った教会です。

けやきの木が印象的でした。



http://gipsypapa.exblog.jp/6388071/

料亭「香楽」です。中級武家屋敷一区画分の広さが分かります。



http://www.kouraku.ne.jp/

夜席は21,000円から31,500円まで。席料、飲み物は別です。

旧春田鉄次郎邸です。
陶磁器貿易商として成功し、太洋商工株式会社を設立した春田鉄次郎が武田五一に依頼し、造った住宅だそうです。



http://www.futabakan.city.nagoya.jp/data/f010.html

旧豊田佐助邸です。無料で見ることが出来ます。



豊田佐助は、発明王・豊田佐吉の弟で、営業を担当していました。
当時、長塀町に佐吉邸、白壁町に豊田喜一郎邸と豊田利三郎邸もありましたが、現存するのはこの豊田佐助邸です。
ここも、ちょうど中級武家屋敷の広さがつかめます。
昭和40年代まで一族により使われており、生活感を感じます。



http://www.futabakan.city.nagoya.jp/data/f011.html
http://blogs.yahoo.co.jp/area19192003/58026417.html
http://gipsypapa.exblog.jp/6404549/

料亭「か茂免」



http://www.ka-mo-me.com/

旧豊田家の門、塀



http://meiheisan.com/toyota.html

旧料亭・樟



「愛知限定・歴史レポ」は情報量が多い!

http://blogs.yahoo.co.jp/area19192003/MYBLOG/yblog.html

昼食に入った太閤本店



レトロな時計がまだ現役で動いていました。精工舎製です。



長屋門です。



典型的な武家屋敷門(長屋門)です。
昭和46年頃、塀及び長屋の一部が撤去され現在の大きさになったそうです。
江戸時代の門が当時の位置のまま残されているのが貴重です。

大扉の東側に門番の部屋、西側に納屋があります。

次の出窓は、武士にだけ許されましt。



二葉館です。

http://www.futabakan.city.nagoya.jp/data/f014.html

文化のみちを象徴する建物で、日本初の女優・川上貞奴と、電力王・福沢桃介が、大正から昭和初期にかけて暮らしていた邸宅を移築・復元したものです。

貞奴の関連資料や、郷土ゆかりの文学資料が保存・展示されています。

川上貞奴の人生が映像で紹介されていましたが、とてもドラマチックでした。

http://www.futabakan.city.nagoya.jp/index.html

大河ドラマ「春の波濤」で松坂慶子 が演じましたね。

もっとしっかり見れば良かった。







文化のみち。お薦めです。

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。