goo blog サービス終了のお知らせ 

あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

11月5日の社説は・・・

2013-11-05 05:34:43 | 社説を読む
朝日以外は楽天の優勝で決まりでしょう!

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 大学入試改革―個性をいかに評価する
・ 被爆者訴訟―首相自らの手で決着を

読売新聞
・ 米軍無人機攻撃 民間人の犠牲拡大を阻止せよ
・ 2013プロ野球 東北を元気付けた楽天日本一
 
毎日新聞
・ 秘密保護法案を問う 国民の知る権利
・ 米無人機攻撃 規制めぐる国際論議を

日本経済新聞
・ 資産ある高齢者には介護の補助やめよう
・ ストーカー被害に機敏に動け

産経新聞
・ 津波防災の日 伝承を未来につなげよう
・ 東北楽天日本一 日本の野球に胸張りたい
 
中日新聞
・ 難病助成見直し 病名での線引きは酷だ 
・ 中国の二元戸籍 歴史的役割は終わった

※ 意外と、楽天優勝は2社のみでした。
 代休が災いしたのでしょうか?

 中日を取り上げます。

「中国で戸籍を通じた都市と農村の二元管理が曲がり角を迎えている。農民に対する社会保障制度は破綻寸前である。何より農民への社会的な身分差別となっている今の戸籍制度を見直すべきである。」

「中国は一九五八年に「戸口(戸籍)登記条例」を施行した。都市戸籍と農村戸籍を厳格に分け、農民を農村にしばりつけた。

 最も根本的な目的は、都市への安定的な食糧供給を図ることと、農民の都市流入による治安の悪化を防ぐことであった。」

「その農民たちが半世紀以上も、移動の自由を奪われ、都市のために犠牲になってきたといえる。

 もっと大きな差別は、都市住民は年金、医療、教育、住宅などの面で手厚い社会保障を受けられたのに、農民には十分な社会保障の恩恵がなかったことである。」

「まず、戸籍制度から社会保障や教育、就職などのさまざまな権利を切り離すことが考えられる。そのうえで、戸籍に関係なく居住地をもとに等しく行政サービスを受けられる制度に見直していくことが必要ではないだろうか。」

 日本でも、経済が成長した江戸後期には、都市と農村の貧富の差が激しくなり、農民が田畑を捨てて都市に流入し、旧里帰農令や人返しの法が出されました。
 その構図にそっくりです。

 大きな違いは、都市住民が優遇されていること。

 これは、農民から見れば国家的な差別そのものです。

 また、日本でいう地方交付税のような仕組みもありません。

 今後、中国政府がどう富の分配を行うのか、見守っていきましょう。

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。