大手メディアの報道だけを信じるなら、質問者さんのように立花氏を嫌うのもよく分かります。それに立花氏のルックスや存在感は、日本人に多い穏健な性格からすればむしろ悪役が似合ってます。
ですがちょっと客観視してみてください。立花氏は元NHKの職員で、その職員だった時代に見届けた不正を暴露し、また不当な受信料取り立てやその収益構造を正すために結党しました。要するに立花氏の行動は直接的に国民の利益になる活動で、立花氏自身に得になる話しではありません。それどころか大人しくしていれば1千500万円以上(推定)にもなる年収を手放しています。
想像するに質問者さんは立花氏の過激な言動や異例ずくめ選挙活動がカンに障るのではないかと思いますが、立花氏の言動の中見を聞いて判断してください。確かに「竹内元議員は逮捕される」と言ったウソと捉えられることも言いましたが、そのことは立花氏の利益になるものではありませんし、提供された情報なので無罪か軽罪になるレベルです。兵庫県議会という既得権益集団に対抗していて圧倒的な力の差があるのですから、大人しく戦ってなどいられないということでしょう。
私から見ると斎藤知事は多くの公約を実行実現し、そのことが結果として天下りや不正事業の発注などの既得権益を壊し結果として議員幹部や天下り先企業の反発を招いたのが現在の構図だと認識しています。なかでも1000億円にもなる県庁舎建設は大きな軋轢を生んだはずです。1000億といえば都庁舎のことを思い出しますが、人口1千300万人の東京都に比べて兵庫県はわずか530万人ですから、明らかにオーバークオリティでしょう。実際のところ都庁舎ですら空き部屋だらけです。
その庁舎の建設には多くの企業が参画しているのは当然です。百条委員会の委員長である奥谷氏の伯父が経営していた建設会社が、斎藤知事の建設見直しによって倒産したという情報もありますが、奥谷氏の立花氏に対する印象が良いはずはありません。
印象では無く、各人の言動や行動を冷静な目で見ることが重要です。
(もしかしてあなたの質問も既得権益側からの印象操作の一端かなと疑う気持ちまで湧いています。)
まずは、挑戦的な質問に、これだけ冷静に、紳士的に回答できることにリスペクトします。
内容的にも全く同感です。
立花氏は誤解を招きやすいのですが、しっかり聞いているとまともな人です。
間違いは訂正しています。= 訂正していないことは正しいと(私は)思いまます。
議員幹部や天下り先企業の反発を招いたのが現在の構図 は分かります。
まさに、斎藤知事は田沼意次。旧守派の反発を招いたのは分かります。
しかし、なぜマスコミまでがそこに乗っているのかが不思議です。
前知事派と、東京兵庫県人会がタイアップしているので、神戸新聞や副会長が産経新聞社取締役会長は分かるのですが・・・
3月に入ってからの各社の社説から拾ってみましょう。
3月25日
毎日新聞
・ 兵庫知事の「違法」認定 もう責任逃れは許されぬ
3月22日
朝日新聞
・ 斎藤兵庫知事 自らの非と責任 認めよ
3月20日
読売新聞
・ 兵庫第三者委 知事の資質欠如は明らかだ
3月12日