SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

続続 カウンターを入れろ(見逃し方もほめられる)

2019年02月05日 | 少年野球

カウンターを入れると見逃した時も誉められる。

トップができた時点で一時静止するトップスタートは「動かそう」と「止めよう」ほぼ同時に正反対の命令が脳から発せられる。「フリーズ」を起こさないほうが不思議だ。

判定「ボール」でフリーズは救われるが、「ストライク」だとめちゃくちゃ怒られる。消極的なあるいは何の意味もない「見逃し」と「フリーズ」は別物だ。フリーズを起こさないように導くべきコーチが非難されない…これぞ理不尽。

カウンターからのスタートはすでに動いているから「止めよう」だけでいい。だから止まる。打ちに行く姿勢も見えるから玄人(っぽい人?)にはカッコ良く見える。だが、当の本人は「止めただけ」なのに訳もわからず誉められる…この選手が勘違いしないことを祈るばかりである。


 
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近地点を考える

2019年02月05日 | 少年野球

スイグバイ理論において重要なポイントのひとつに近地点がある。

宇宙探査船がスイグバイ(以下SB)を起こす際に惑星(地球)に近いほどスピードが上がる。つまり、方向を変える時の半径が小さいほどスピードアップする。

柳田が「V」字スイングと表現しているように、ボールを捉える瞬間に、スイングの角度を鋭角にするイメージで、背筋を使ってバットを引く。トップハンドトルクでは、この「V」の尖った先でボールを狙いに行くので、「引く」タイミングを合わせることが重要になる。

前田智徳は「むしろゆっくり振りたい」とインタビューに応えていた。これぞSBの極意で、(加速しなくても)等速運動でミートポイントまで持って来くれば、SBを起こすことは可能であり、むしろこちらがSBなのだ。(対して、加速してからのSBは「パワードスイングバイ(PSB)」と呼ばれており、ウエイトシフトはこちらでヘッドスピードを上げる。)

振り出しでカウンター(予備動作)からSBを起こしたら、あとはバットの軌道(スイングパスと言うらしい)だけを意識して、ミートポイントで再度SBを起こすことに集中したほうがいい。


 
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