SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

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フリーズするアドバイスの組み合わせ

2019年01月22日 | 少年野球

「トップを作ったら動くな」 からの 「準備ができていない。始動を早く」 というアドバイスの組み合わせは、選手のフリーズを招く。

まずは「始動の出発点はどこなのか」をはっきりさせなければならない。「トップを作って止まる」ということは、そこが出発点になるから、準備は終わっている。ただし、「トップで止めてから」始動のタイミングを早くすると、ボールを見る時間がなくなり、ボール玉に手を出す・ファールを連発するなどいいことがない。とどめに「タイミングが早いんだよ」で選手はフリーズする。始動が早いんだからタイミングが早くなって当然だ。

「トップでヘッドの位置を下げるな」 の次に 「レベルスイングだ」 は無理な話。「ヘッドの位置を下げるな」はダウンスイングのアドバイスだ。昨今ダウンスイングへの風当たりが強いので、「レベルだ」と言いがちだが、レベルスイングの基本を理解していないから、昔聞いたフレーズが口から出てしまう。頭の上でレベルスイングするのか?これまたフリーズものである。

選手のひとつの動作だけに着目して、知っているフレーズをぶつけるのは乱暴な行為。まずは落ち着いて、一連の動作がどうつながっているのか、よく観察して欲しい。

 
 
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