①宇宙機が惑星の公転方向の後方を通る場合、惑星近辺を通りすぎた後に、宇宙機が惑星から離れていく際の方向は、惑星の公転と同じ方向になる。このときの速度は、惑星に接近する時の速度に公転速度の分が足された速度になる(ウィキペディアより)。
②近地点での加速は無限遠での加速よりも効果が大きい(ウィキペディアより)。
③スイングバイ時に宇宙機の推力を併用することをパワードスイングバイという(ウィキペディアより)。
骨盤を後に引いた状態から、前にスライドさせる。この骨盤の直線運動は、上半身の直線運動、さらにはヘッドの直線運動につながる。骨盤が動き切ると上半身に上向きの角度がついて身体全体は「くの字」になる。そこで回転を始めると、前に出ていた骨盤が戻ることによりスイングバイが発動し(=①)、「ステイバック」の形ができる。横腹筋・腰の上部の背筋を使ってバットを引くように回転すると、Rが小さくなり(=②)、近地点加速でヘッドスピードが上がる。
以上はトップハンドトルクで打つバッターの身体の使い方であり、ウエイトシフトのバッターは前に大きくステップすることによりバットを加速し(=③)前足でその勢いを受け止め軸を作って回転することによりスイングバイを発動する。軸が少しでも前にぶれるとスイングバイは起こらないから、前足で蹴り返すくらいでちょうどいい。