SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

ウィキペディアを引用してみる

2019年01月08日 | 少年野球

①宇宙機が惑星の公転方向の後方を通る場合、惑星近辺を通りすぎた後に、宇宙機が惑星から離れていく際の方向は、惑星の公転と同じ方向になる。このときの速度は、惑星に接近する時の速度に公転速度の分が足された速度になる(ウィキペディアより)。

②近地点での加速は無限遠での加速よりも効果が大きい(ウィキペディアより)。

③スイングバイ時に宇宙機の推力を併用することをパワードスイングバイという(ウィキペディアより)。

骨盤を後に引いた状態から、前にスライドさせる。この骨盤の直線運動は、上半身の直線運動、さらにはヘッドの直線運動につながる。骨盤が動き切ると上半身に上向きの角度がついて身体全体は「くの字」になる。そこで回転を始めると、前に出ていた骨盤が戻ることによりスイングバイが発動し(=①)、「ステイバック」の形ができる。横腹筋・腰の上部の背筋を使ってバットを引くように回転すると、Rが小さくなり(=②)、近地点加速でヘッドスピードが上がる。

以上はトップハンドトルクで打つバッターの身体の使い方であり、ウエイトシフトのバッターは前に大きくステップすることによりバットを加速し(=③)前足でその勢いを受け止め軸を作って回転することによりスイングバイを発動する。軸が少しでも前にぶれるとスイングバイは起こらないから、前足で蹴り返すくらいでちょうどいい。

 

 

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カウンタースイングとスイングバイと「ねこパンチ」

2019年01月08日 | 少年野球

「カウンタースイング」は商品名だが、名が態を表している。カウンタースイング(商品名)は、予備動作と言われる「ヒッチ」や「コック」と同じ効果を産むカウンタースイング(動作)を練習するアイテムであると言える。反対方向の動き(カウンター)を入れて、小さい円軌道から前方に向かう。この際に、体重移動を開始することにより、円の中心を前に持って行くとスイングバイが発動する。大事なのは、カウンターを入れてからのスムーズな動きで、一瞬でも止まるとスイングバイが起こらない。これをやらかすと「カチカチ」と2度鳴る…のではないか(何せ現物を振ったことがないもので…)。

トップを作ってからの振り出しと、ミートポイントでスイングバイを使うということは、バットを加速する作業と、ボールを飛ばす作業に腕力を使わなくて済む。余裕が産まれるので、イチローのように「わざと芯はずす」とか、王や落合のように「ボールの下にヘッドを入れて回転をかける」といったバットの操作に手首や指先を最大限に利用できる。

空手家が裏拳を繰り出す時に、一瞬手首を反対方向に振る動作を入れる…これこそがカウンタースイングである。余計な動きに見えるかも知れないが、拳のスピードを上げ、破壊力を増すためには必須だ。いわゆる「ねこパンチ」の裏返しである。

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チコちゃんに叱られる

2019年01月08日 | 少年野球

いろいろな人が、いろいろなことを言う。野球界においては「だれが言ったか」で正しいとされ、科学的裏付けがないことが多い。「打撃の神様が言うのだから間違いない」では、チコちゃんに叱られる。神様だろうと、5才の女の子だろうと科学的根拠があればその説明は正しい。

少年野球に関わって10年にならんとしているが、当初漠然と感じたのは、「そもそも出発点がないよなぁ」ということ。この人は何を根拠にこんなことを言うのだろうか?例えば「最短距離」。これほど頻繁にコーチの口から出てきたワードがあるだろうか?そしてそれを聞いた選手の反応はほぼ100%「???」ではないか…ではなぜこれが頻繁に使われるのか…「言葉の響きがカッコいいから〜(チコちゃん風)」

どこからどこまでの最短距離なのかを説明しないから、「最短」を意識しすぎて、構え・テイクバックが小さくなりこじんまりしたフォームになってしまう。「トップ」ができてから「ヒッティングポイント」までスイートスポットが「直線」で移動しなければならないと説明すべきなのだ。点と点を「最短距離」で結ぶと直線(正しくは線分)になるのだが、ひたすら「最短」が強調される。直線であれば「距離」は長くても構わないのだ。「トップから打ちに行くまでは距離があったほうがいい」と落合博満が言っていた。「最短距離」に対する苦言だと思う。

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