SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

ドアスイング

2019年01月11日 | 少年野球

丸く振っている選手に対して「ヘッドを残せ」とアドバイスしてもしょうがない。バットが出て来ないから、前に飛ばなくなってしまう。

ドアスイングが直らない選手は自分で気づくまで「待つしかない」のだが、当たらない・飛ばないでは野球が嫌いになってしまう。まずは、ドアスイングがいけない理由と、それでも大きく振れるのはすばらしいことだということを伝える。

そして、大きく前にステップして打つ(ウエイトシフト)ようにアドバイスする。

円の中心が移動するから、ふかんで見るとスイング軌道が楕円になる。タイミングを取るのは難しいが、それさえクリアすれば、当たる・飛ぶ。そのうちヘッドを残す意味が分かって、インサイドアウトで打てるようになるとますます飛ぶようになる。

ドアスイングも個性として受け止め、小さくまとめてしまうことだけは避けたいものだ。

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ガマクを入れる

2019年01月11日 | 少年野球

沖縄空手で検索すると「チンクチ」や「ガマク」という言葉が出てくる。

チンクチは肩甲骨周りの筋肉群で、下半身で発生したエネルギーをこの部分を通して拳に伝えることを「チンクチをかける」というらしい。ピッチングに使えそうな技術である。

対して、ガマクは横腹から背骨にかけての柔らかい部分、あるいはその内側の横隔膜に囲まれた内臓を指すようだ。内臓の位置を動かして身体の重心をコントロールする技術を「ガマクを入れる」というらしい。

「骨盤スライド」と「ガマクを入れる」はほぼ等しい身体の使い方と考えるが、腰回りの一番大きな筋肉を効率的に動かすためにも、その直上の内臓を「振る」=カウンタースイングを起すことが「ガマクを入れる」ということか?内臓さえパワーユニットとして利用する沖縄空手の合理性に生々しささえ感じる。

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