スイングバイ理論を活かしてスイングすべきは野球だけではない。ゴルフ・テニスなどにも通じる。
2018年1月全日本卓球選手権において14才の張本選手が優勝した。連覇を阻止された水谷選手と何が違うのか?「ラケットの振り方が違う」のだ。
スイングバイを意識して正面から見た2人の振り方を比べると、張本選手は直線的で、水谷選手は丸い。ボールの威力が明らかに違っていて、水谷選手の方が押し込まれていた。上から見た映像はないが、スイングバイ軌道(楕円)で振っているのだろうと推測できる。
さらに丸く振らない張本選手はフィニッシュまで真っ直ぐ振るから振り終わるのが早く、戻りのモーションも速い。打ち返すのに余裕があるように見えた。