鈴木信夫の詩の世界 ~筋ジスと向き合った40年~

筋ジストロフィーと向き合い、2011年5月、40歳の若さでこの世を去った詩人鈴木信夫の心に響く詩を紹介します。

鈴木信夫の「詩集」

これまでに出版した詩集は                                                     「マイナスからのスタート」(2001年文芸社)                                           「君に いい風 吹きますように」(2004年神奈川新聞社)                                               「生命いっぱい」(2007年神奈川新聞社)                                                      「こころのごちそう」(2012年神奈川新聞社) の4冊と                                                    浅田美知子さんとの共著の絵手紙詩手紙                                                                   「風のように花のように」(2010年 日貿出版社)                                        があります。ホームページでも紹介していますのでご覧下さい。                                               

めげない、逃げない、あきらめない

2015-08-21 | 
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鈴木信夫の初期の作品から(4)


初期の作品から選んで紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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テレビで高校野球を見ていて、この言葉を思い出しました。
どんなに負けていても最後まで一生懸命に戦う…その姿勢に感動します。
鈴木信夫は病気に真剣に向き合いました。


   めげない、逃げない、あきらめない
                              2003年6月

うちひしがれてもめげない自分でありたい
逃げ道が用意されていても逃げない自分でありたい
途中で止めたくなってもあきらめない自分でありたい

その姿勢さえあれば…
よりよく生きていけそうなそんな感じがする

苦しくてもめげない自分でありたい
楽な方へ楽な方へ逃げない自分でありたい
すべての道が閉ざされてもあきらめない自分でありたい

その姿勢さえあれば…
よりよい生き方が見えてきそうなそんな気がする

だから…
僕は、絶対にめげない、逃げない、あきらめない
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