鈴木信夫の詩の世界 ~筋ジスと向き合った40年~

筋ジストロフィーと向き合い、2011年5月、40歳の若さでこの世を去った詩人鈴木信夫の心に響く詩を紹介します。

鈴木信夫の「詩集」

これまでに出版した詩集は                                                     「マイナスからのスタート」(2001年文芸社)                                           「君に いい風 吹きますように」(2004年神奈川新聞社)                                               「生命いっぱい」(2007年神奈川新聞社)                                                      「こころのごちそう」(2012年神奈川新聞社) の4冊と                                                    浅田美知子さんとの共著の絵手紙詩手紙                                                                   「風のように花のように」(2010年 日貿出版社)                                        があります。ホームページでも紹介していますのでご覧下さい。                                               

認められること、認めること

2015-08-01 | 
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鈴木信夫の初期の作品から(4)


初期の作品から選んで紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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人に認められることほど難しいことはないと思います。
スポーツの世界、芸術の世界、だけでなくあらゆる仕事の場でそう言えると思います。


      認められること、認めること
                                      2002年9月

僕は、認められることほど大切なことはないと思うんだ
必要なことはね、友達を認めてあげることなんだよ
それは…認められることが、ひとに自信をもたせてくれるから
それが…きみを強くてやわらかい気持ちにかえていくから
それは…ひとから認められたことがなければ、ひとを認めることができないから
それが…きみを素直なあたたかいひとにかえていくから

僕は、自分を認めることほど大切なことはないと思うんだ
必要なことはね、自分を認めてあげることなんだよ
それは…自分を認めることができれば、すべて受け入れられるから
それが…きみに生きている価値を与えてくれるから
それは…自分を認めたことがなければ、ひとを認めることができないから
それが…きみにみんなの愛がとどいていくはずだから

認められることは、愛を与えられることでもあるんだよ
認めることは、愛を与えることになっていくんだよ
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作品を引用するとき

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